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国語の教科書に出てくる北原白秋の落葉松の意味
落葉松の7番の からまつの林の雨は さびしけどいよよしづけし。 かんこ鳥鳴けるのみなる。 からまつの濡るるのみなる。 の、『いよよしづけし』 『のみなる?』『みなる?』の意味を教えて下さい。他の文の『ありけり』や『かりけり』は、わかるようなんですが、辞書を見ても、だいたいこんな感じかな…と、曖昧なので正しい意味を宜しくお願いします
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noname#224207
回答No.2
いよよしづけし いよよ:いよいよの古語→ことさらに、ひときわ、などという意味です。 しづ:静か け:ようす、けはい し:強調の意味をあらわします。 意訳:いよいよ静かなようすである。 雫るる 雫る:雫で湿る る:受け身をあらわす。 のみなる のみ:~だけ、~ばかり、唯一の意味です なる:~だ、~である、を表す「なり」の連体形 意訳 カラマツが雫で湿っているだけである。 従って「みなる」とは分解されません。 全体に古語の助詞の使い方ですので分かり難いかと思います。 古語の方が音韻として柔らかい感じになるので多用したのでしょう。 蛇足 白秋の時代は古語と漢語が好んでつかわれた時代です。 現代人には一読しただけではピンとこないのも止むを得ません。 古文の試験問題でも無い限り、文章を理詰めで理解するよりは、作者が表しかった全体の雰囲気をつかまえるようにされた方がよろしいかと思います。 詩などの場合は、無理に言葉を一つ一つを訳さないで、全体を意訳された方が作者の意図を受け取り易いでしょう
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noname#211630
回答No.1
質問者
お礼
拝見させていただきました。ありがとうございます。
お礼
理解できたようです。 ありがとうございました。