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俳句に中七の熟語について
俳句の中七に熟語を入れることについて。 中七に散逸と持続という熟語を入れるのは問題があるでしょうか。 投句予定があるため俳句を公開できませんが、○○○の散逸と持続ものの影 という俳句を作句しています。
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質問者が選んだベストアンサー
お茶缶の脇に書かれているような最近のわけのわからない俳句を考えると、「問題がある」とまでは思いませんが、俳句誕生の歴史的な流れを考えると、あまり合わないような気はします。 連歌の発句の形というか、俳句の大本は「和歌」でしょ。 和歌と言えば、漢詩の対極で、柔らかな大和言葉で心情・情景を詠み・詠う形式の文芸です。 であれば、俳句は和歌の孫か末娘みたいなものですので、やはり柔らかな(女性的な)大和言葉こそふさわしいのであって、「散逸」とか「持続」という、堅苦しい漢字語を持ってくるのはどうなんだろうと思ってしまいます。 もちろん、質問者さんの俳句を知らないでの考えです。見てみたら「漢字語が入ってぴりりと締まった」とかの、好印象俳句になっているのかもしれませんけどね。
お礼
御回答、有難うございました。
補足
散逸をデジタル、持続をアナログにしてカタカナに直すと、堅苦しいさが無くなりますよね。