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【実験】ウエスタンブロッティングの二次抗体について
学部4回生で日々実験を行っています ウエスタンブロッティングは一次抗体を特異的に認識する二次抗体を標識にするのが一般的ですが なぜ一次抗体自体を標識にするのが一般的ではないのですか? 標識済一次抗体が高価であることはすぐに思いつくのですが、 それ以外の理由が思いつきません。 ご回答よろしくお願いします。。。
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いろいろ理由がありますが、例としてマウスであるタンパク質の1次抗体をいくつか作るとします。 (1)抗体を作るのに半年くらいはかかる。しかもきちんと出来たかどうかが結構時間がたってからしかわからない。 (2)1次抗体のみで検出しようとすると検出感度が低い。 (3)質問者様はおそらくAPなどがついた二次抗体を利用していることだと思いますが、これを1次抗体にいちいちつけるのは大変。それだったら、この例だったらマウスの1次抗体のFcを認識するAP付き二次抗体を買った方が良いし、どの1次抗体にでも使えてうれしい。 (4)実験的な話ですが、1次抗体で染めようとすると結構バックグラウンドが染まってしまいます。 といったところでしょうか。
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- itaitatk
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回答No.1
確かに一時抗体を標識すると実験としては簡単ですが、特異的な抗体を取ってそれを標識するための酵素などをつけるのは技術的に難しいこと、また標識した二次抗体を準備しておけば、一次抗体のみを手に入れればウエスタンを行える(抗体を作製して行うことも可能)ので便利です。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございました!大変ためになりました!
お礼
詳しい解説ありがとうございました! 勉強になりました!