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エントロピー

「部屋がちらかる」と「エントロピー増大則」は関係ありますか?

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回答No.4

他人と違うことを言いたくなるのは人間の性の一部なので失礼してちょっと別の意見を。^^; エントロピーとは、いろいろな状況をいくつかのまとまりに分類したとき、どの状況が起こりやすいか、ということに関係しています。 んで、机の上にノートを一冊おいたときのことを考えます。 エントロピーは状況の分類の仕方を定義しなくて話にならないので、「整頓されている」を「ノートのへりが机の縁と平行になっている」として、「散らかっている」が「ノートのへりが机の縁とずれている」ということにします。 そうすると、適当にノートを置くと「散らかっている」の方になる確率がきっとずっと大きいですよね? なので、「散らかっている」の方がエントロピーが高くなります。(エントロピーは「起こりやすさ」を表す量です。エントロピー増大則とは、単に「起こりやすい状況が実現する可能性は高い」ということを言っているだけです。でも現実的には単に「エントロピーが高くなる可能性が高い」、というだけでなく、「そうなる可能性はむちゃくちゃ高い」、です。なのでほとんど間違いなくエントロピーはどんどん高くなっていきます。) で、人の意志が無くて部屋の中の物が自然に(?)置いてあるとき、エントロピーは高い(と感じる?)わけです。 ------------- んで、ここからが本題というか、余興というか、なのですが、人間が「整頓されている」と感じるのは、人の意志によってそうなされている、と感じた時でして、その意志や自分の存在を示すために「あり得そうもない状況を作る」のだと思えます。 つまりは 「あり得そうもない状況」(エントロピー低い)=「整頓された状況」、 「自然な(?)状況」(エントロピー高い)=「乱雑な状況」 と思うわけでして。 以上、お粗末さまでした。^^:

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  • siegmund
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回答No.5

再び siegmund です. > どちらかというと、クーラーで冷やされた部屋のクーラを消して > 窓を開けておけばだんだん外気と同じ温度に近付いていくことのほうが > 『エントロピー増大』だと理解していますが・ おっしゃるとおりです. 熱は温度が高い方から低い方に流れるのが自然ですね. 他には,水に落としたインクが拡散してゆく, なんというのも『エントロピー増大』です.

回答No.3

例え話としては面白いですけどホントは部屋は人が手をつけずに放っておけば別に散らからないので、やっぱり実際は関係ないと思います。 どちらかというと、クーラーで冷やされた部屋のクーラを消して窓を開けておけばだんだん外気と同じ温度に近付いていくことのほうが『エントロピー増大』だと理解していますが・・・違いますか?違ってたら誰か訂正して下さい。

  • siegmund
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回答No.2

物理屋の siegmund です. 私も nabayosh さんと同意見で,比喩のレベルのような気がします. 「部屋がちらかる」のは人間の行動の結果ですが, 一つ一つの行動にはその人の意志が作用していて, 決してランダムではありません. 一方,エントロピー増大則は,例えば分子同士の衝突のような素過程が ランダムに起きることの結果です. もし,気体を仕切っている壁に速度の速い分子だけが通すような扉があると, エントロピー増大則が成り立たなくなります. これは Maxwell の魔物(Maxwell's demon)の議論として知られています. こういうことを考えますと,部屋がちらかるのは, エントロピー増大則の結果というよりは, 単に本人が出したものを片づけないだけ,ではないでしょうか. 私も机の上が乱雑になっているとき, 「エントロピー増大則があるから仕方ないよね」 「エントロピーを減らすには外からうんとエネルギーつぎ込まないと」 なんて冗談半分の言い訳していますが, ちゃんと片づけないのがいけないということはもちろん自分でわかっています(^^;).

  • nabayosh
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回答No.1

文系人間なんで、趣旨にそってお答えできるか不安ですが。 「部屋がちらかる」というのはエントロピーを説明する時に用いられる例え話です。 部屋は「片付ける」という行為をしない限り、どんどん汚れていきます。 片付いていればエントロピーは小、散らかっていればエントロピーは大です。 つまり、部屋が汚れていくことがエントロピーの増大をたとえています。 気体や固体や液体の中にある原子や分子の乱雑さをエントロピーという尺度で示すわけです。 自然に原子や分子が片付いていくということはありません。どんどん乱雑になる一方です。 しかし、あくまでも比喩のレベルにすぎないような気がしますが。

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