エントロピー増大の法則は、本当に正しいか?
カップの中のコーヒーにミルクを垂らすと、次第に薄まり広がって行く。
これはよく、「エントロピー増大の法則」の好例だと言われます。
この世のありとあらゆる物は、全てエントロピーというものが増える方向に進む。
そのように、宇宙は作られていると。
だからこの宇宙を形作る星や星雲などは遠い将来、ばらばらになり、更には分子や原子も粉々に分解して、この世に終わりを迎えると。
しかし良々考えると、それでは星や星雲はどうして出来上がったのか、分子や原子から構成される物質はどうして形成されたのか?
不思議です。
確かに、一部分を見ると「エントロピー増大の法則」は正しいと思いますが。
物質の成り立ちやそれを含む全体を見ると、何か矛盾を感じます。
どうなのでしょうか?