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リンゴジュース中のパツリン分析
農水省等でやった方法を見ると、酢エチで液-液抽出して、水層は捨てて有機溶媒層残していました。パツリンは水酸基をもっていて、水に溶けると思いますが、酢エチ層を残す理由はなぜだと思いますか? また、液-液抽出で、まず選択される溶媒が、酢エチである場合が多いと思いますが、なぜでしょう? よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
水酸基1個ですから、構造によりますが炭素数4個以上は有機層に行く方が 多いと思います。 酢酸エチルを使うのは、加水分解された場合、微量なら毒性がないからで しょう、環境的にも、生物に取り込まれても。
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noname#245967
回答No.2
まず、水酸基を持っていても水に溶解しにくい化合物はいくらでもあります。バツリンの構造を知らないので,どの程度水に溶けやすいかコメント出来ないのですが。 酢酸エチルは水酸基を有するような親水性の高い化合物でも抽出しやすいため,第一に選択されます。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 極性の問題でしょうか?
- Longifolene
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回答No.1
添加回収試験により回収率がほぼ90%ですので水層へのロス率は 10%以下と考えてよいと思います。 酢酸エチルを使うのはリンゴジュースは多成分の混合物ですので おそらく分析を妨害する物質をあまり抽出してこない溶媒を 選んでいるのではないかと思われます。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 Longifoleneさんは化学が得意な方なようなので(けみぃ~)、また質問したときはよろしくお願いします。
お礼
お礼、遅くなって申し訳ございません。 明快な回答ありがとうございます。