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弦の固有振動について

公式の導出についてです。 教科書に、糸を伝わる波の速さをv,糸の長さをlとすると、腹の数をs個の振動をs倍振動と呼ぶときの振動数は F(n)=nv/2l で表される。s=1の時を基本振動と呼ぶとする。基本振動数とn倍振動数の間には F(n)=nF(1) の関係がある。 と教科書にあるのですが、F(n)=nv/2lの式はどうやって、導出すればよいのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.2

 弦の振動は、こんな図を参考にしてください。 http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/koyuu/genn.html  図からわかるとおり、「s=1の時を基本振動と呼ぶ」の「基本振動」の弦の長さは、波長の1/2です。  つまり、(弦の長さ:L)=(基本振動の波長)×(1/2) よって、    (基本振動の波長)=(弦の長さ:L)×2  (1) です。波の性質として、   (波長)×(振動数)=(波の速度) ですから、基本振動に関して(1)を代入して、   (弦の長さ:L)×2 ×(基本振動の振動数)=(波の速度) となります。  (基本振動の振動数)=F(1)  (波の速度)=v ですから、   2L × F(1) = v よって、    F(1) = v / 2L    (2) となるのはよいですね?  「n倍振動数」とは、参照先の図からわかるように、   F(n) = n × F(1)   (3) です。つまり、  「2倍振動数」は、基本振動の振動数F(1)の2倍、波長は(基本振動の波長)の1/2です。  「2倍振動数」は、 基本振動の振動数F(1)の3倍、波長は(基本振動の波長)の1/3です。     ・・・  「n倍振動数」は、 基本振動の振動数F(1)のn倍、波長は(基本振動の波長)の1/nです。     (2)と(3)から、      F(n) = n × v / 2L   (4) です。別な意味で考えてみると、(4)を変形すれば、     F(n) = v / (2L/n)   (5) です。(1)から、「2L/n」は「波長が(基本振動の波長)の1/n」であることを意味しています。  つまり(5)は、「波の速度」を「n倍振動数の波長」で割れば「n倍振動数」ということを意味しています。  最初に示した「波の図」をよく見て、「n倍振動数」の意味をしっかり理解してください。「式」ではなく、「図」で理解した方がよいですよ。

  • bran111
  • ベストアンサー率49% (512/1037)
回答No.1

nとsが混在しています。まず整理してください。

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