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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:この詩の現代語訳おねがいします(柳原白蓮))

戦で息子を失った母の詩の現代語訳とは?

このQ&Aのポイント
  • この詩は、息子を戦で失った母親の詩であり、現在の言葉でどのような意味になるのか知りたいです。
  • 詩の中で語られている内容は、息子の骨壺を振れば音がすることや、母親が息子の分まで食事をしていること、泣くことを楽しむ日が来たら生きること、戦争が終わっても息子の命は生き続けること、母親がなぜ息子を立たせるのかなどです。
  • この詩からは、戦争によって家族を失った母親の心情や生きる意味について感じることができます。

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回答No.1

英霊の生きてかへるがありといふ” 子の骨壺よ 振れば音する 英霊は生きて帰って来ると言う人がいるので、試しに骨壺を振ってみたら音がしたので、ああ、息子は、この中で生きているのだなと思った。 かへり来ば 吾子に食はする白き米 ”手握る指ゆこぼしては見つ” 帰って来たら食べて貰おうと思っている白米がある。その白米で握り飯を握る手を、煎茶などを入れる所作をしながら見ている。茶碗の湯を「湯こぼし」に一旦捨てるのが、美味しいお茶の入れ方。 かたみなれば 男仕立をそのままに母は着る”ぞも” 今は”泣かねど” 息子の形見だからと男用の仕立であるが、それを女仕立てにせずにそのまま着る母。「ぞ+も」は強意の感動。当初は、息子の肩身を着る度に泣きはらしていたものだが、いまは、泣くこともないけれど……。 しみじみと泣く日来たらば 泣くことを楽しみとして”生きむか”吾は 生きむかは、生きるならば、あるいは、生きるため。将来、泣くことで、息子を身近に感じたいということ。 ”戦ひはかくなりはてて なほ吾子は死なねばなりし命なりしか” 絶対に勝つものと信じられていた戦争は負けてしまったのに、それなのに、息子は死んでしまって情けない。無意味な戦争なのに、そんなことで命を落としてしまった息子は哀れ。 ”身にかへて いとしきものを 泣きもせで 何しに吾子を立たせやりつる” 母(自分)の命に代えても守りたいほど可愛かった息子なのに、涙もこぼさずに、戦場に送り出してしまった母。何の為に、自分の感情を押し殺して息子を戦場に送ってしまったのやら。それが悔やまれる。

noname#225482
質問者

お礼

とても分かりやすいです!ありがとうございます

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