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文章の違和感について

よく、「~~だったんです」みたいな、言葉の途中に「ん」が入るものって、文章としてどうなのでしょうか。 私は気になるので「の」に直したり、可能であれば他の言い方に変えますが、これって気にするような間違いになりますか? 文章を作成している仕事についていますが、個人の好みの問題なのか、それとも何か正しいルールがあるのか(句読点は文頭にはしない、みたいな)。 調べようにも打ち込むキーワードがわからなくて質問しました。 仕事としては原稿にそのまま「の」にしたら?みたいな事を書けばすみますが、個人的に疑問に思ったので、教えて下さい。 たとえば「知らなかったんです」というのは日本語として間違っているのか、何かの方言に入るのか、それともこれが気になるのはただの個人の問題なのか……。 くだらない質問ですがよろしくお願い致します!

みんなの回答

回答No.4

日本語学校で外国人に教える場合、両方の言い方が教えられています。 「のだ/んだ」という項目になっていて、重要表現の一つです。 「~のだ」は文語的表現として、「~んだ」は口語的表現として使われ ることが多いため、両方共に教えているのです。ですから、当然、日本 語としてはどちらも間違っていません。「んだ」は主に口語で使うこと を認知された言葉です。 文法的に考えると「んだ」は撥音便の一種と考えられます。 例えば、動詞「読む」の後に「て」や「た」が続くと、「読みて」、 「読みた」となるわけですが、これでは言い難いので「読んで」、 「読んだ」となりました。 動詞連用形の語尾「に」「み」「び」が「て」「た」「たり」などの語 に連なるとき、撥音「ん」となるので撥音に変わる音便なので、これを 「撥音便」というのです。 「のだ」の「の」が発音し易さから撥音「ん」に変わるわけですから、 「んだ」も撥音便の一種と考えて良いのではないでしょうか。 「んだ」は言い易さから口語としては一般化していますが、文語としては、 まだ違和感を感じるのが現時点での一般的な感覚だと思います。 つまり、「読みて」が口語でも文語でも「読んで」て不自然ではなくなって いるところまでは行っていないものの、その過渡期にある言葉と言えるの かもしれません。将来的に「なのだ」という言い方が文語でも消滅して、 すべて「なんだ」になる可能性もあるわけです。 実際、例えば、赤塚富士夫の『天才バカボン』という漫画の登場人物である 「バカボンのパパ」が「~なのだ」という言い方をよくします。「これで いいのだ」とか「バカボンのパパなのだ」とか言うのですが、「のだ」は 普通は口語会話では使わない言い方です。文語的でフォーマルな言い方を TPOの合わない普通の会話で使うことで滑稽さを醸し出しているのです。 言葉というのは生き物なので、あまり杓子定規に数学的に考えるものでは ないでしょう。とりあえず、現時点では「のだ」が文語表現、「んだ」が 口語表現という程度の使い分けをしていれば良いと思います。

ukyo6133
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございます!とても参考になりました!

回答No.3

   我文引用 ~ My Japanese Grammar ~  質問者が「個人の好み」「個人的に疑問に」「ただの個人の問題」を 連発したり「~だったんです」を気にしながら「これって気にする」と 併記しているのは、いささか不整合ですね。  大人が子供に、子供が大人に、少年が父親に、少女が母親に、先生が 生徒に、学生が教師に、上司が部下に、部下が上司に、男性が女性に、 年上の女が、年下の男に、さまざまなシチュエーションが存在します。  書き手と読み手、話し手と聞き手の“階級意識”が異なるからです。 …… 一説に「日本語には、国語学者の数だけ、国文法がある」という。 http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030406 迷辞苑 ~ おえん ~  そこでわたしは、わたし自身の“マイ・ルール”を仮想しています。  あなたのいう「個人の好み」によらず、みずから発言者としての立場 を主張するには、独自の文法を持つべきだと考えたからです。  もちろん自分勝手な我流でなく、既成の洗練された例文を合成します。 …… 岩波文庫を読みなれると、敬語や丁寧語が上達します。 http://q.hatena.ne.jp/1407930291#a1235712(No.4 20140814 02:09:13) …… 新潮文庫では「みだりに送らない」と(巻末に)注記しています。 http://q.hatena.ne.jp/1249228824#a938705(No.7 20090803 14:52:19)  あをによし ~ あらずもがなの送りがな ~  

ukyo6133
質問者

お礼

わざわざURLまでありがとうございます^^

  • mits0709
  • ベストアンサー率28% (44/156)
回答No.2

「知らなかったんです」は口語文ですね。 文中の台詞や、話し言葉で書くエッセイ・一人称小説の地の文などで使うのは別に間違いではありません。 ビジネス文書などの硬い文章には不適切ですけど。

ukyo6133
質問者

お礼

なるほど、言葉もTPOですね!ありがとうございます^^

  • WhatisLOVE
  • ベストアンサー率34% (391/1147)
回答No.1

言い言葉か書き言葉かの問題ではないですかね。 例えば会話の中で、「そうなんです。」って言う時ありますけど、「そうなのです。」と言っても意味は同じです。 でも「そうなのです。」って言われたら、ん?ってなりませんか? 「~~だったのです。」も「知らなかったのです。」も、実際会話の中では今はあまり使わないものですが、文章の中ではむしろ整った表現になるという事ではないでしょうか。

ukyo6133
質問者

お礼

確かに!回答ありがとうございます^^

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