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たい たがる についての質問
日本語を勉強している外国人です。(不自然な言い回しがあったら、ご訂正願います。) 1. 「父は兄にやりたいことをやらせる。」 単なるその文から 日本人としてふつう考えれば 兄がしようとするのはいったい 父のやりたいことですか 兄のやりたいことですか それとも前後の文脈によって両者とも表せることになる? 2. 第三人称なのに、 どうして「父は兄にやりたがる/やりたがっていることをやらせる。」ではないんですか。
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1. 「父は兄にやりたいことをやらせる。」の文は、 「父は兄に兄が(彼が)やりたい(と考えている)ことをやらせる。」という文を、兄という言葉か重なるので、省略したものと考えられますので、兄のやりたいことをやらせるという意味になると思います。 この文では、文脈による判断が必要になることはないと思います。 父のやりたいことを兄にやらせるという状況を表現する場合は、 「父は自分のやりたいことを兄にやらせる。」などの表現になると思います。 2. 「父は兄にやりたがる/やりたがっていることをやらせる。は、文法的には正しいように思いますが、 「父は兄のやりたがる/やりたがっていることをやらせる。」のように、「兄の」とする方が普通だと思います。 1,と2.は、意味が似ているようですが、 1.は兄が日常やることを規制しないという意味合いが強く、 2.は兄が意思を持ってやりたいと思うことを許可するという意味合いが強いように思います。 言語は、慣例が重要ですので、日本語の文法の研究をしているのでなければ、あまり文法的に考えずに、慣れて覚えるのがよいと思います。
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- SPS700
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1。 兄のやりたいことです。 2。 兄から見れば三人称ではなく一人称だからです。 兄が”自分がやりたい”と言う一種の埋め込み(embedded)文だと思えばいいと思います。
- bgm38489
- ベストアンサー率29% (633/2168)
一括して答えると、これは省略です。 「父は、兄に、『兄が』やりたいことをやらせる。」 これでわかりますか? まあ、前後の文章によれば、父がやりたいことをやらせる、と取るべき時も考えられなくはありませんが、そのときには、省略しないのが普通です。
- kamobedanjoh
- ベストアンサー率27% (1021/3686)
1. 「父は兄にやりたいことをやらせる。」は、 兄を監督もしくは指導すべき立場にある父が、「兄の思い通りにさせている」と同じ意味になります。 従って、「兄がしようとする」のは「兄のやりたいこと」です。 2.日本語では人称による動詞、助動詞など述語の変化は、敬語(丁寧語、謙譲語)の使用の有無程度しか有りません。 人称の基本形は此方(こなた=自分)、其方(そなた=あなた)、彼方(かなた=かの人)です。 弟や妹がご質問の様に記述する場合、主語に続いて述語の中に誰かが出てくるときは、述語部分の誰かが、新しい主語であるかのように記述されるのが普通です。
- hashioogi
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[前半の問] 「兄のやりたいこと」でしょう。「父のやりたいこと」ではないと思います。 [後半の問] 「父は兄にやりたいことをやらせる。」 兄がエレキギターをやりたいと言えばやらせる。バイクに乗りたいと言えばやらせる。一人でアパートに住みたいといえばやらせる。…つまり何でも自由にさせるという感じでしょうか。放任という感じがします。 「父は兄にやりたがっていることをやらせる。」 現在兄がやりたがっていることは何か。海外移住かもしれないですね。家業とは別の仕事かもしれないですね。出家することかもしれないですね。つまり、ちょっと「やりたい」といっても簡単には父の許可が出そうもないようなこと、または普通の人の選択とは違っていて本人の将来が不明なことに対して、「自分で選択した道だからやってみろ」といってやらせるという感じがします。 以上私が感じたことです。
補足
ご回答ありがとうございます! >1. わざと言うなら、つまり「父は兄に父のやりたいことをやらせる」という言い方は不自然になりますか。 また、「父のやりたいこと」ならば、ふつうどう言えばいいですか。
お礼
なるほど ありがとうございました!