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ラッコはどうして太らないのでしょう
あざらしやトドなど、寒い北の海に住む動物は脂肪を体内に貯めて体温を保っています。 しかしラッコは痩せているし、妙に毛深いところも他の動物と違っています。 ラッコは大食漢と聞いています。 食べたエネルギーで体温をあげているのだと思いますが、そのぶん脂肪にした方が効率がよいのではないでしょうか? ラッコはどうして太ろうとしないのでしょうか? 昆布の海では太らないほうが有利なのでしょうか?
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ラッコは,確かに最近海に入った哺乳類と思います。しかし,皮下脂肪の厚い,太ったラッコちゃんは生まれないのではないでしょうか。長い体毛で体温を保持することが彼らにはむいているのではと思います。 体積と体表表面積の関係で,大きな動物程体重に比べて体表面積の割合は低くなります。反対に小さな動物程,体表面積の割合が大きくなり,失われる熱の量の割合も大きくなります。 失われる熱を皮下脂肪で防ぐとしたら,ラッコのような小さな哺乳類は,身体の割に極めて厚い皮下脂肪を持たねばなりません。逆説的ですが,小さな動物程厚い皮下脂肪が必要なわけです。 ラッコに極めて厚いウエットスーツを何枚か着せた姿を想像してみてください。おそらく現在の生活が出来ないのではと思います。 ラッコが皮下脂肪を持つには,身体が大きくなる必要があります。オツトセイも皮下脂肪は薄い方ですから,遙かに超えるくらい大きくなる必要があるのではないでしょうか。将来「巨大なラッコ現る。」と新聞の見出しに載るかも知れませんが… 体重3グラム程のある種の小さなトガリネズミ?は,得たエネルギーの大半を体温維持で失うそうです。まるで食べるために生まれてきたような動物だそうです。 このような動物が存在する理由は,ニッチ〈生態的地位〉の隙間に入り込んだのだと思いますが,神のみぞ知るでしょうか???
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- timeup
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動物は専門外ですが、 脂肪は予備エネルギーですから、それだけの余裕が無いと形成できないので、住んでいる自然環境ではそれだけのエネルギー供給が出来ないで、使用エネルギーで目一杯なのでしょう。 又、人間だとエベレストのベースキャンプ付近で空気も薄いし寒いしで、食べても食べても痩せていくそうです。
- nanasegawa
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なんか食べても脂肪になる前に消費してしまうそうです。 ってサイトに乗ってました!
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ありがとうございます。 海で生活するようになったのが遅かったので、うまく対応できていないようですね。 未来のラッコは太っているかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 長い体毛は水中での体温保持にあまり適さないのではないかとおもっていました。 ずっと水を弾くのは難しそうですから。 いずれにせよ体毛の長い動物が海に浮いて生活しているのには違和感があります。