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断食しても脂肪は減らないのでは?

以下の3つの情報より、「断食は贅肉を減らさずに骨粗鬆症になる」との考えを持ちました ・以前NHKで「骨はミネラル等の貯蔵庫の役割をしているので、体内での不足を補う事がある」と聞きました(NHKスペシャル 生命) ・「急激なダイエットは骨粗鬆症になる」と健保組合のポスタ-に書いてあります ・断食道場に行ったら(3日間)体重は減ったのに体脂肪率は全く減っていませんでした(若干ですが増えていました) 以上の事から軽い飢餓状態だと脂肪からエネルギ-をとるが、重度の飢餓状態だと骨からエネルギ-をとるのではないか、と考えるようになりました この考え方は間違っているでしょうか 何かご存じの方がおりましたらご意見宜しくお願いいたします

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  • chatea
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回答No.4

肉体の生理反応については複雑な条件が絡んでくるので一様には言えないのですが、ダイエットを例にとると、消費カロリーが摂取カロリーを上回る状況を作って体重を減らそうとする場合には2通りの方法があります。 1つは、まず適度な運動をして、適正な食事を摂るやり方です。 これは摂取カロリーは維持するが、運動をすることで脂質をエネルギーとして使って、脂肪を減らす、つまり消費カロリーを増やすやり方です。 もう1つは運動はしないが、食事の量を減らすというやり方です。 これは消費カロリーは変えないが、食事を減らすことで脂肪を減らそうとする、つまり摂取カロリーを減らすやり方です。 前者の場合は、筋肉が刺激され成長することで前より消費カロリーが増えたりしますし、栄養が十分体に与えられるので異常が起きることなく、余計な脂肪はゆっくりですが消費されていきます。 これに対して、後者の場合は程度の差こそあれ、体は飢餓状態となります。 すると体は「筋肉」を分解することで、活動エネルギーを取り出すとともに、筋肉量を減らして基礎代謝を下げることで生命を維持しようとします。 同時に入ってくるエネルギーはなるべく脂肪に変えて、危機に備えるようになります。 つまり、体重が減るのは筋肉がなくなるということであり、それに伴って消費カロリーは徐々に減っていきます。そのうえこの状態ではいくら断食しても脂肪が減ることはなく、むしろ増えるだけです。 ただ、それでも摂取カロリーを極端に減らした状態を続けると、もはや分解する筋肉さえなくなりますから、否応なしに脂肪が使われ始めます。それでも摂取カロリーが増えなければ、脂肪もなくなってついに餓死します。 ということで、断食しても一応脂肪は減るとはいえます。ただ、この状態は完全に栄養失調&重度の飢餓状態ですから、日常生活が営める状態ではありません。下手をすれば一生回復しきれないほどのダメージを負いますから止めたほうがいいです。 まとめると「食事制限で飢餓状態になれば、それが軽い・重いに関係なく、脂肪は使われにくくなる」「その場合は、骨ではなく筋肉を分解してエネルギーを取り出す」というのが答えになります。 ですので、断食後に体重が減って体脂肪が変わらなかったのも当然であり、体重の減少は、ある程度水分が抜けただけと考えられます。 脂肪を減らすには、やはりある程度の運動をして消費カロリーを増やすことがたいせつです。 ちなみに人の体というのは、血液中のカルシウム濃度が一定にキープされる仕組みになっています(血液凝固などにカルシウムが関係するため)。くわえて一定量のカルシウムは尿などで排出されるので、定期的な補給(=食事)が必要です。もし食事を摂らずに、血液中のカルシウムが不足すると、骨の中に貯蔵されているカルシウムが溶かし出され血液に送られてしまうので、どんどん骨がもろくなります。 もちろん、排出される量はそう多くはないので、数日でそうなるわけではありませんが、長期にわたって栄養不足状態が続けば確実に骨はもろくなります。 ということで「断食は贅肉を減らさずに骨粗鬆症になる」というのはだいたい、合っています。 いずれにせよ断食というのは、きちんとした知識のある人や病院の厳重な管理下において、酷使していた胃腸の調子を整えたり、狂っていた味覚や食生活を取り戻す、といった目的のために行うものです。 単なるダイエット目的で行うものではないと考えたほうがいいでしょう。

その他の回答 (5)

回答No.6

かなり飛躍した考え方ですね。 脂肪ってなんのためにあるのか考えましょう。 そう、効率のいいエネルギー源として蓄えているんですよね。ですから飢餓状態になると脂肪が使われます。またそうしないとダイエットの意味がありません。 次に骨粗しょう症との関連ですが、断食ということはなんの栄養素も摂取できないのですからカルシウムやそれの吸収にかかわるビタミンDなども摂取できないことになります。 人間生きていく(細胞が活動するために)カルシウムは必要で骨はそのカルシウムの重要な貯蔵場所であります。 つまり、外からカルシウムが与えられなければ貯蔵場所からカルシウムを削って使っていき、補充できませんので骨粗しょう症になると。 いずれにせよたった3日間の断食で骨粗しょう症になることはありません。 体脂肪率とは体重に占める脂肪の割合ですから、体重も脂肪もどちらも同割合でへった場合には脂肪率としての値はかわりませんよね。 例えば体重60kgで体脂肪率が30%でしたら脂肪は18kgですが、体重が55kgになり脂肪が16.5kgに減ったとしても体脂肪率は同じ30%ですね。 でもこの時体重は5kg減っているのに脂肪は1.5kgしか減っていませんよね。残りの3.5kgは筋肉が減ったということです。 あくまで例えですが、断食等の飢餓状態では筋肉がまず減ります。 結論。軽い飢餓だろうが重度な飢餓だろうがエネルギー源は脂肪です。骨からはカルシウムの補給のためにカルシウムがどんどん溶け出します。

hiroki-73
質問者

お礼

皆さん、大変わかりやすくご回答をいただき、ありがとうございました 失礼ながら、この解答で皆様にお礼させて頂きます 身体のエネルギ-補給のシステムについてよくわかりました ありがとうございました

  • K-1
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回答No.5

脂肪にしろ糖分にしろ、エネルギーにするにはミネラル分を必要とします。 ある程度は内蔵に蓄えられているものを使用しますが、それが尽きると骨などから引き出します。 ここまできて外部から補給が無ければ、内臓、皮下脂肪、筋肉などを分解してエネルギーを引き出し、生命を維持します。 カルシウムなどは神経伝達に必要な物質でもあるため、どうしても一定量が必要です。 骨からエネルギーを引き出すのではなく、皮下脂肪や筋肉からエネルギーを引き出すため、骨のミネラルが必要と言うことですね。

  • fandame
  • ベストアンサー率27% (23/84)
回答No.3

こんにちは。 飢餓状態だと、脂肪からエネルギーをとります。 ですが、逆に人間の防衛本能が働き、少しのエネルギーでも活動できるようにする、次に摂取したカロリーを大幅に脂肪に変換してしまうという事が発生します。 ですから断食道場に通っても、上記理由から脂肪は減らない(むしろ増える)と思います。 骨に関しては、 「骨からエネルギーをとるのではなくて、他からエネルギーをとるために骨にも影響する」と考えたほうがいいのかもしれません。

  • toon2007
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回答No.2

体脂肪率を気になるようですが、本来の体脂肪率は測れないのです。ですから、体脂肪計はあくまで目安になります。また身体の中の水分量によって電気抵抗が変わりますから、朝起きたときなど同じ状態で測って、あくまで目安にしましょう。 さて、重度の飢餓状態というのはよくわかりませんが、単に摂取エネルギーを減らすと、脂肪・筋肉・骨などすべてのものからエネルギーを使用します。 ですから、一部分からエネルギーを使用するとか、一部分だけ痩せるというのは、生理学から言えば不純が多いということになります。 カルシウムで言えば、ビタミンEが骨を作ると胃って過剰摂取すると、逆に骨が弱くなります。それはビタミンが単にカルシウムの運び屋というだけです。骨を丈夫にするには適度なカルシウムとビタミンと日光にあたり適度な運動をすることが必要なのです。 もし、あなたが数日間断食をしてエネルギー摂取を制限したら、ホルモンが作用して身体を守ろうと身体がエネルギーを使用しない、又は少量のエネルギーをうまく活用するようになります。 つまりハードな断食は苦労するほど効果が無いということになります。 ただ漢方の考えだと3日程度の断食をすると身体が活性化することも言われています。 痩せようと思えば、PFCバランスに気をつけた食事と身体を飢餓状態にさせないこと。そして、クエン酸回路を良く回すことです。 もう一つ運動を選ぶこと。一流の水泳選手と二流の陸上選手、どちらが腹筋がはっきりしているか。水泳では冷たい水の中の運動の為に脂肪は無くなりにくいし、一定の脂肪も必要になります。だけど陸上は身体が温かくなるのですぐ脂肪が燃えます。なるべく楽して脂肪を落とす運動と持続できて楽しめる運動が大切なのです。 もし、肥満で他の病気になりそうでしたら甲状腺ホルモンの摂取をすればすぐ痩せますけどね。

  • Elim03
  • ベストアンサー率23% (146/632)
回答No.1

 推論方法自体に間違いはないと思いますが、 >重度の飢餓状態だと骨からエネルギ-をとるのではないか という結論へ飛び付き方が、間違っています。  骨はカルシウムが主成分ですから、どう利用してもエネルギーにはなりません。どちらかというと、エネルギーを奪う性格の強い元素です(東京都指定の「炭酸カルシウム入りゴミ袋」を燃やすと燃焼エネルギーが下がるのが一例。)。  断食によって、脂肪細胞の数自体は減らない・・・という点では、「脂肪は減らない」というのは一説として間違ってはいないと思います。  しかし、消費カロリーが変わらず、供給エネルギーを断てば脂肪の総質量が減るのは理の当然です。  問題なのは、それと同時に筋肉を構成するタンパク質まで、エネルギーへ変換されてしまうことです。  また、骨がもろくなってしまうのは、断食の副次的作用として、カルシウムの補給まで全面的に断たれてしまうのが原因です。 専門家:生物学の専門知識有り(ダイエットの専門家ではありません)

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