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上り大名、下り乞食。

こんばんは。 「上り大名、下り乞食」、 これは具体的にはどのような事例を指すのでしょう? おそらくは一つの回答でもないのかな? そうも思いますが、もし出典などもご存知でしたら。 よろしくお願いします。

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  • ithi
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回答No.1

hutatabino さん、おはようございます。 旅行の行きで旅費を派手に使い果たしてしまい、帰りには旅費がなくなり、乞食のように文無しでみすぼらしく帰ってくることだそうです。類似で行き大名で帰り乞食。 詳細は下記のURLを参照ください。 「上り大名、下り乞食」 http://kotobank.jp/word/%E4%B8%8A%E3%82%8A%E5%A4%A7%E5%90%8D%E4%B8%8B%E3%82%8A%E4%B9%9E%E9%A3%9F

noname#198340
質問者

お礼

おはようございますithiさん。 お礼が遅れましてすみません。 はい、回答を拝見させていただいて やはりこれくらいの意味しかないのでしょうか? わたしは具体的な事例でも昔あったのかな? そう思い質問させていただきました。 と言うのはこの「上り」と言う言葉にひっかかったんです。 「上り」とは上洛でしょうしね。 平安の昔からないようなことでもないかな~そう思ってW なにはともあれ参考になりました。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#224207
noname#224207
回答No.2

言葉の意味としましては、No.1のithiさんのいわれた通りです。 出典となるとよく分かりませんが「三人旅」という古典落語のまくらによく使われた言葉です。 大名旅=贅沢な旅行という連想は一向に差し支えはありません。(実態は少し違います) 大名の旅というのは参勤交代がもっぱらでした。 参勤交代は元々軍隊の行軍が原型であったこともあり、殿様が使う生活用具を一切合財運んでいました。 お風呂まで運んでいました。 前例主義、形式主義だけでやっていた訳だけではありませんでした。 何処の大名も経費節減のために自炊が基本でした。 殿様の身の安全を考え、毒殺を嫌ったからだなどというようなことではありません。 行列の装飾は立派でも、楽屋裏は遣り繰りで四苦八苦していました。 現在、観光地などに昔の本陣だったという立派な建物が残っていますが、本陣の実際の経営は赤字続きでした。 大勢泊まって、手間暇かけさせた上で、最低限のお金しか払わないのですから、どうにもなりません。 経費節減で宿泊日数を減らすために強行軍でした。野宿も覚悟の上でした。 ということで、大名旅というのは贅沢な旅というよりも、お殿様にとっては全ての装備が行届いた旅だったということになります。(日常生活のまま、そっくり移動していました) 上り下りにも多少意味があります。 現在は東京行きが上りですが、江戸時代までは京都が天皇のおられる首都でした。 このため、京都へ向かうのを上るといい、江戸へ向かうのを下ると言いました。 現在でも関西地方を上方といいます。 「くだらない」という言葉もここから生まれたものです。 江戸時代を通じて京都で生産される、着物や装飾品、生活用具は高級品でした。 お酒も、京都の伏見や神戸の灘産のものが最上級品でした。(下りものと呼ばれていました) このことから、一大消費地である江戸へ運ばれることがないつまらない物ということから江戸へくだらない物、つまり粗悪品という意味で使われたのが、一般化して現在の「くだらない」になりました。 これを踏まえて考えますと「下り乞食」というと高級な乞食ということになり、駄洒落というかギャグになっています。 行きは用意万端ととのっていて帰りは無一文のスッテンテンという姿が浮かんできます。 箴言、ことわざというよりも、旅行者を揶揄した洒落と思ってください。

noname#198340
質問者

お礼

おはようございます。 お礼が遅れましてすみません。 詳しいご説明ありがとうございます。 じつはわたし、この「上り大名」と言う言葉にひっかかって NO1の回答者様のところでもお話したのですが、 「上り」とは本来は目的地は京都ですものね。「上洛」です おそらくは古くにそんな例でもあったろうか? そう思っての質問です。 おそらくは後世それを揶揄しての言葉なのかなと? 京都はそれほどに魅力的な都会であり、 今につたわる「京女」こんなことに想いをはせました。 わたしの想像はちがうのかも知れません。 でも頼朝以前の武士たちがしょんぼり関東へ帰る姿、 これもまた目に浮かんで。 本当にありがとうございました。 もうしわけありませんがベストアンサーはNO1のかたに これと言った正解もありませんし、 最初に回答をいただきましたのですみません。