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計量経済学について
私は理系なのですが、今年、経済系の大学院の受験を考えております。計量経済学について勉強しようと考えているのですが何から勉強していいものか悩んでいます。数学科であり経済については少しは理解しているつもりです。誰かアドバイス等ありましたらご回答いただけると幸いです。
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>何から勉強していいものか とありますので、基礎からということでよろしいですね? 以下は、計量経済学の基礎(学部2,3年で学ぶ内容)です。 最低限必要だと思われるポイントを4つに絞ってみました。 1.とりあえず、計量経済学の教科書を一読されるべきです。 私が計量経済学を学んだときの教科書は、 新世社発行、山本拓著「計量経済学」 でした。文系学部の2、3年生程度の知識で読める本ですので、初学者におすすめです。 数学科出身であれば楽に読めるでしょう。 これ以外ですと、図書館で「計量経済学」または「エコノメトリクス」と検索してみて下さい。 2.また、計量経済学だけでなく経済の教科書、論文も読んでおくといいと思います。 モデル構築の際には経済理論がベースになりますので、できるだけ知識があると有利です。 3.経済統計に慣れておくことも必要です。大学で契約しているデータベースにアクセスしてみたり、 日銀や総務省統計局など公的機関のサイトを覗いてみて下さい。 東洋経済発行、梅田雅信・宇都宮浄人「経済統計の活用と論点」 では経済統計の活用法が紹介されています。 4.上記3点を学習後(または平行して)、Eviewsなどのアプリケーションを使って実際に経済モデルを作成してみて下さい。
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- LLcK
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>2の論文なのですが1の後でも十分対応のつくものなのでしょうか? 時間があまりないようですので論文は後でも構わないと思います。 ただし、論文は研究を続ける限り多数読み続けることになります。 早めに経済論文に慣れておくことが重要でしょう。 基礎経済理論の教科書はなるべく早いうちに読んだ方がいいでしょうね。
お礼
わざわざお返事ありがとうございます。山本拓の本さっそく読み始めます。
- kakusuke
- ベストアンサー率36% (95/259)
Wonacot & Wonacot の 『計量経済学の基礎知識』 が日本語で出ていたと思います。 行列さえ出来れば、 計量経済学の 隅から隅まで理解できる本だと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。さがして読みたいと思います。
- dog-marble
- ベストアンサー率40% (36/89)
No.1 で紹介されている山本拓の本は良い本だと思います。一度目を通されることをお勧めします。 計量を勉強するにあたって、確率論と、統計的推測の基礎(不偏推定量、最小分散不偏推定量、最尤推定量あたり)をしっかり理解しておくと、計量も理解しやすいと思います。これを勉強するには 竹村彰通「現代数理統計学」 がお薦めです。 山本拓の教科書は、初心者にわかりやすくするため、難しい数学をできるだけつかわないで書いてあります。数学や確率論に強い人なら、数学をガンガン使った大学院用の教科書のほうが馴染みやすいかも知れません。日本語でいい本は思いつきませんが、英語で、 Greene "Econometric Analysis" Hayashi "Econometrics" あたりが定番です。(もちろん、今の時点で全部を読む必要はないと思います。) 頑張ってください。
お礼
アドバイスありがとうございます。実は大学で確率論や数理ファイナンスを専攻してましてもう少し経済よりの勉強がしてみたいと思い今から勉強しようと思っています。英書の方は経済の基礎の勉強が一通りすんで言葉の意味がわかってきたら一度勉強してみようと思います。
お礼
お返事本当にありがとうございます。今から3ヶ月ほど経済の勉強に打ち込む予定です。まずは山本拓著「計量経済学」からはじめてみますね。2の論文なのですが1の後でも十分対応のつくものなのでしょうか?