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「できるだけ」と「できるかぎり」の違い
日本語を勉強中の中国人です。「できるだけ」と「できるかぎり」の違いは何でしょうか。教えてください。 また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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実際に「できるかぎり」の方が意味が強いでしょう。「できるだけ」には、「なるべく」「もし可能ならばその範囲で」などの意味がありますが、「できるかぎり」は「能力や状況の範囲で最上の(最善の)」ということになります。 たとえば、「できるだけ早く来てください。」とはいえますが、「できるかぎり早く来てください。」は、(文法の間違いはありませんが)言いにくい感じがします。「できるかぎり早く来てください。」と言われた場合、「とにかく早くこい」といわれている感じがします。これは、相手(聞き手)に不要な負担をかけるため、丁寧な表現とはいえません。 ただ、「できるだけの努力はしたが、だめだった。」と「できるかぎりの努力はしたが、だめだった。」では、それほど意味合いの違いは感じられません(ただ、「できるだけ」が口語的なのに対して、「できるかぎり」はより文章語的な語感があります)。したがって、「できるだけ」は文脈に応じて、「もし可能ならばその範囲で」という比較的弱い意味から「能力や状況の範囲で最上の(最善の)」という強い意味までをあらわし、「できるかぎり」は「能力や状況の範囲で最上の(最善の)」という強い意味を持つといえるのではないでしょうか。「できるかぎり」の「限り」は文字通り「限界まで」という意味です。
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最大限の度直をするという基本的には同じ意味ですが、「できるかぎり」の方が最大限で最高というか「できるだけ」よりも努力する強さがより大きいです 使い分けは微妙にあります 自分が何かを行う場合は「できるかぎり」の方が強い意志を相手に感じさせるでしょう 「できるだけ」と言うと場合によっては手抜きに感じられる場合もあります 例えば、「明日までにこの仕事を終わらせてください」と頼まれた場合、どんなに頑張っても明日までは不可能な場合、全部は無理かもしれないが通常よりもスピードアップして一生懸命やってみようとしたばあいは「できるかぎりやってみます」となり、こう言えば相手にも最大限の努力を使用としている意思は伝わります。 「できるだけやってみます」と言うと相手にはとりあえず普通のスピードで時間が来るまでやってみます。という感じで最大限の努力ではなく本当はもっとスピードアップできる余力もあるのでは?と多少手抜きしてる印象を持たれる場合もあるので注意が必要です 逆に相手に何かを頼む場合は「できるだけ」の方が言い方がきつくないですので、通常はこちらの方がいいでしょう ものすごく重要な件でどうしても!という場合にだけ「できるかぎり」を使うと相手も切迫した状況であることを察してくれますが、言い方としてはきついので、本当にギリギリの状態でものすごく重要な場合にのみに留めておくべきでしょう
お礼
早速のご回答ありがとうございます。よくわかりました。本当にありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。とてもわかりやすいです。理解できたように思います。本当にありがとうございました。