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高墳の文章は何かの漢詩なんでしょうか
「高墳」として古い石碑があります。そこには読み間違いもあるでしょうが、次のような文字があります。 鬱波雙樹(波ではなく被か彼かも) 潘乾偃坤 塵砂刧数 覆蔭兒孫 文字が正しいのか、読みは、意味はと考えましたがわかりません。 おわかりになったらお教え下さい。お願いします。
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こんにちわ。 波ではなく彼だと思います。 そしてこの文章は宗教に関する言葉のようですね。 --------------------- 「高墳」=「偉大而古老的墳墓」 鬱波雙樹=沐浴在彼岸的双樹思考。 潘乾偃坤=思考天地運轉,福哀運轉。 塵砂刧数=是福是禍,是天註定的。 覆蔭兒孫=是福是禍都会轉運給子孫。 --------------------------------- 意訳; 「古いお墓」 『彼岸の地の沙羅双樹の木の下にてにおいて沐浴し想う、天地の運命、福哀の運命を。 福も禍もこれ天運なり、 これ全てみな子孫へと受け継がれゆく。』 --------------------------------- 以下は、使用された文字の直訳です。本文と直結はしていませんが雰囲気を汲み取っていただけると幸いです。ご参考までに。 鬱yu4:郁と同字。樹木が盛んに生い茂っている様。篭りふさがること転じてじっとして動かない。スモモの一種。(旧時スモモの下に亡くなった人を埋めた)。 彼bi3:かれ。あれ、あの、かの。あの世。 雙shuang1樹shu4:沙羅双樹。 潘pan1:攀の字では? またはパンチャシラ(インドでの平和五原則)の潘。 乾gan1:天。 偃yan3:仰向けに倒れる。停止する。 坤kun1:地。 塵chen2:ちり。塵埃で世俗の瑣末なこと、汚れ。 砂sha1:埃(ほこり)の字では? 刧jie2 数shu4:厄と運の巡り合わせ。 覆fu4:繰り返す。覆う。 蔭yin4:旧時父祖の功労のお陰で子孫に特に官位を授けられることの意。 兒er3 孫sun2:子孫。 以上ですが。
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- vipula
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#1の者です。 つけ加えますが、漢文ではありますが、漢詩ではありません。
- vipula
- ベストアンサー率35% (45/128)
私もよく分かりませんが、先ず【文字】は以下の通り: 鬱彼雙樹(彼だと思う。「詩経」などに「鬱彼北林」等の用例あり) ?乾偃坤(潘ではないと思う。仰ぐ・見るなどの意の字だと思う) 塵沙劫数(刧ではない。塵砂より塵沙が普通) 覆蔭兒孫 【語句解釈】 双樹:釈尊が亡くなった沙羅双樹でしょう。死を表す語でしょう。 乾坤:天地。偃は「伏す・俯く」の意なので、乾の前には「仰ぐ」「見る」の意の字がふさわしいと思う。 塵沙:塵や沙の数ほど莫大な数 劫:仏教で用いる長久な時間の単位 蔭:先祖などの恩義 兒孫:子孫 以上のように語句を解釈して全訳すると、 鬱蒼とした双樹のもと(=あの世から)、 天を仰ぎ、地に俯し、 長久な時間に亘り、 子孫を守護して下さい。 のような意味だと思います。
お礼
ご教示ありがとうございました。自信ありの方からもご回答をいただきましたが、よくよく考えてみますと、vipilaさまのご回答の方が素直で、納得がいくと思い直しました。ポイント次点にしてしまってごめんなさい。 ところで、補足をしたことですが、2行目第1字目の文字が外字だったのでしょうか、それとも「仰ぐ」というような意味の字だという意味だったのでしょうか。もじ外字だったとしたら、分解してお教え下さい。
お礼
ご教示ありがとうございました。詳細にお教え頂いてよく理解出来ました。