- ベストアンサー
正射影の大きさについて
ある参考書に載っていた問題です。 ベクトルf=(b,a)について単位ベクトルe=(a,b)を含む直線上への正射影の大きさを求めよ。 答え:正射影の大きさをLとすると、L=|ba+ab |=2|ab| となっていましたが、なぜこのような答えとなるのかわかりません。 グラフがイメージできないのですが、なす角は0°なのですか?cos0=1だから cosが式に登場しないのでしょうか? ベクトルが苦手なもので、どなたかご教示いただけると幸いです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (1)
- stomachman
- ベストアンサー率57% (1014/1775)
内積がイマヒトツお分かりでないんでしょうね。 ベクトル(a,b)とベクトル(p,q)の内積は、両者がなす角度をθとすると、 (a,b)・(p,q) = |(a,b)| |(p,q)| cosθ になることはご存知のようである。ですが、話はこれだけじゃない。 (a,b)・(p,q) = ap + bq という関係があるんです。(だから、 (a,b)・(a,b) = a^2 + b^2 = |(a,b)|^2 です。) で、ご質問の正射影の長さLというのは、「fとeの内積をeの長さで割ったもの」の絶対値、つまり L = |(f・e / |e|)| ですけれども、eは単位ベクトルなので|e| =1であり、f=(b,a), e=(a,b)だから、これらを代入して L = | (b,a)・(a,b) | という訳です。 グラフはですね、直交座標系にベクトル(a,b)を描くと、x=yの直線に対する鏡像がベクトル(b,a)である。(xとyを入れ替えるんですから。)
お礼
詳細なご回答深謝です。内積を勉強していなかったのでまだ基礎があやふやだなと感じました。基本に戻って勉強しなおします。 また何かございましたらよろしくお願いします。
お礼
早速のご回答深謝です。正射影の意味をよく理解していませんでした。なるほど結構単純なものなのですね。もう一度、基本に立ち返って復習します。 また何かございましたらよろしくお願いします。