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対ドイツ協力者について
第二次世界大戦中、ナチスドイツに協力した、フランス、ソビエトなど他の国々の協力者たちは、戦争終結後、どのような扱いを受けたのでしょうか?
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そりゃもう叩かれまくりですよ。有名なのがシャネルの創始者ココ・シャネルです。ドイツ軍親衛隊将校の愛人になっちゃったんだから、そりゃ大変。解放後は逮捕されて、チャーチルの根回し(さすがに大物登場です)で釈放されスイスに逃れました。 戦争写真家で有名なロバート・キャパの代表作のひとつに、街中を歩く女性の写真があります。女性は赤ちゃんを抱えていますが丸坊主で、警察官がその横にいて周囲の人たちが笑いながら彼女を取り囲んでいます。 彼女は対ドイツ協力者で、赤ちゃんはドイツ軍士官の子供なんだそうです。で、彼女は丸坊主にされて「市中引き回しの刑」に処されている様子を撮ったものです。十字架を背負ってゴルゴタの丘に向かうキリストのようだという人もいますね。傍らの警察官は意外にも「彼女がリンチに遭わないために付き添っている」のだそうです。 みんな戦争中はこれといってドイツに逆らわなかったのに、ドイツが負けたら途端にドイツに協力した人たちを吊し上げたことはフランス人にとってもちょっと後ろ暗い歴史ですね。 なお、ソ連にはかような反乱分子はおりません。もう一度いいます、ソ連にそのような者は一切いない。偉大なる指導者にして進歩的全人類希望の星、同志スターリンにすべてのソ連市民は協力しておるのです。え?角のタバコ屋のオヤジ?ああ、彼は長い休暇に出ていますよ。なんでもシベリアにある新しい施設の見学に行っているそうです。 ヨーロッパの対ドイツ協力者については検索してはいけませんよ。各業界の大物がぞろぞろと出てきますからね。は?唐やん?唐沢さんのことですか?指揮者?いやそんな人は知らないなあ。