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脳が行う情報の記憶と消去について
ややこしいことですが、質問をできるだけ簡潔にまとめたつもりです。 ザイガルニック効果。効果を発見した心理学者の名が由来。脳は本来、完結した情報だけを記憶の中にとどめておき、中断された情報は不要なものとしてすぐに消し去ろうとする。 このザイガルニック効果を理解しようとすると、何か腑に落ちないところがあり、理解できそうなところで、理解したいのに理解できず、その事柄を忘れようとする脳の働きかけがある。そして精神的に疲れてしまう。事柄の背後にある法則を理解していないのにその情報を記憶の中にとどめておけなくなるとき、それは中断された情報だから脳が不要なものとしてすぐに消し去ろうとするのか。 ザイガルニック効果を理解したいときその背後にある法則を理解すれば、ザイガルニック効果を理解できるのか。そうであればその背後にある法則とはどのようなものなのか。それともザイガルニック効果自体が絶対的な法則だから理解しがたいのか。 ザイガルニック効果を理解するためには前者と後者どちらの考え方が妥当なのか。
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>脳は本来、完結した情報だけを記憶の中にとどめておき、中断された情報は不要なものとしてすぐに消し去ろうとする。 このザイガルニック効果は、そのままでは絶対的な法則とは思えませんね 解釈の仕方によると思いますが・・。 情報の記憶とは、情報に対する何らかの符号化があって成されていると思います。 そして、新しい情報が入ってきた場合には、既存情報(記憶された情報)との照合が瞬時に行われていると思います。 また、照合が瞬間的に行われるためには、情報の符号化が必要条件とされているともいえます。 たとえて言えば 沢山の情報を素早く手に取って選べる状態にしておく事が符号化、という事にもなると思います。 大切で必要と思える情報は符号化しておき、いつでも手に取れる近いところに置いておく さほど必要とも思えない情報は符号化せずに、そのまま遠いところに置いてしまう 遠いところに置いたからといって、その情報が無くなったわけではない・・と思います。 >完結した情報だけを記憶の中にとどめておき というのは 符号化した情報を、いつでも取り出せる状態にしておく(常に検索可能な状態にしておく) という解釈でいいと思います。 >中断された情報は不要なものとしてすぐに消し去ろうとする。 不必要な情報は符号化せずに検索外の領域に押しやってしまう、整理してしまう・・という事なのだろうと思います。 完全な消去にはならない、と思います。 記憶の領域とは、通常の検索可能な領域のみではなく、それ以外の検索困難な領域をも含めたものであるように思います。 ご参考にしてください。
お礼
回答ありがとうございます。 言葉の意味をわかりやすく教えていただいたと思います。 ただ、ザイガルニック効果自体の記憶につながりません。 脳の情報の記憶のプロセスは理解し有益なものとなりました。 今はザイガルニック効果のことを覚えるための情報が少ないから覚えるに至らないのだと思います。