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イギリス経験論と大陸合理論

イギリス経験論の代表者としてフランシス=ベーコン、合理論の代表者としてデカルトがいます。 この二人の思想は現代社会の中でどのようなことに役立っていますか? 具体的に教えてください

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回答No.2

ベーコンは実験科学の提唱者、それがガリレオに受け継がれて実験に基づかないアリストテレスの「自然学」と「天体論」とプトレマイオスの宇宙論をひっくり返し「慣性の法則」を発見する元になりましたから、現在の物理学も数学で未知の物資の存在を予測し、それを実験によって検証する方法論に生かされていて、クオークやヒッグス粒子の発見に繋がりました。 一方、デカルトが心と身体を分離して「心身二元論」を唱えることで、それまでのアリストテレスの「自然学」の時間・空間から質的なものを分離することで、空間を量的な「広がり」とすることでみずからの解析幾何学を適用できるものとすることによって、後のニュートンの人間から独立の客観的な絶対時間・絶対空間の概念を導き出し、力学的世界像を作り上げるのに貢献しました。 ベーコンとデカルトのおかげで、現代科学が成り立っているといっても良いと思います。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.1

合理論が、現在にいう革新です。 経験論が、保守です。 合理論を徹底して、実際の国家に導入しようと したのが、社会主義革命です。 英国に女王がいるのは、経験論に負うところが 多いのではないですか。

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