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ている、ておく、てあるについて
日本語を勉強してる台湾人です えっと、質問の通りに「ている」「ておく」「てある」の使い分けが紛らわしいです。 意味は知ってますが、気になるのは置換?です。 「てある」は場合によって「ている」か「ておく」に似てる意味になると習いましたけど、どんな場合にそうなるのかと助詞の区別がわかりません。 例えば、 ・窓が開けてある ・時計がかけてある の場合の助詞は「が」です けど、 ・お寿司が注文してある の時は変な文になるようです 「ている」の意味を持つときは「が」が使えるそうですが、主語によって「ている」か「ておく」かが決まるのでしょうか
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補足を呼んだので改めて答えさせていただきます。 お寿司「が」注文してある ビール「が」買ってある の2つにも「が」は使うことができますよ。 あなたのおっしゃるとおり、「てある」は「ている」「ておく」に似た意味です。 お寿司「が」注文してある の場合、「てある」を「ている」に変えてしまうと お寿司が注文している と、なってしまいお寿司そのものが何かを注文している映像が思い浮かばれます。 この時に「が」を「を」に変えることで、「お寿司が注文してある」と似た意味の「お寿司を注文している」になるんです。
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- kine-ore
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「開ける」は<設置動詞>なので7.や8.の状態表現「てある」形が使えますが、<処置動詞>である「注文する」結果の状態は、まして格助詞「が」を用いた結果の状態の自動詞的表現は不適当になります。 1.始動(基本形) 窓を開ける 寿司を注文する 2.途中(「ている」形) 窓を開けている 寿司を注文している 3.完了(「た」形) 窓を開けた 寿司を注文した 4.結果(「られた」受身形) 窓が開けられた 寿司が注文された 5.結果の継続 窓が開けられている 寿司が注文されている 6.結果の報告(取り立て) 窓は開けられていた 寿司は注文されていた 7.結果の状態 窓を開けてある ?寿司を注文してある 8.結果の状態の自動詞的表現 窓が開けてある ?寿司が注文してある
- AIRBUSA300
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まず、「ている」「ておく」「てある」の意味についてですが、 「ている」は、今現在の様子や習慣を表します。たとえば、「私は、今、公園を走っている。」「私は、毎日、公園を走っている。」 また、完了の意味もあります。「私は公園を走っている。」を、「すでに走りましたよ。」という意味で使う場合もあります。 「ておく」は、動作の完了を表しますが、「これから終わらせる」という意味になります。たとえば、「お寿司の注文を済ませておく。」は、これから注文するという意味で、まだ注文は終わっていません。 「てある」も、動作の完了を表しますが、「すでに終わっている」という意味になります。たとえば、「お寿司の注文をすませてある。」は、すでに注文済みです。 さて、「は」や「が」と「を」の使い分けについてですが、日本人は無意識のうちに使い分けているようです。だから説明しにくい。トホホ。 まず、「は」や「が」には主語を表すという基本的なはたらきがあります。 「は」の前には既知の情報が、後には未知の情報が来ます。たとえば、「(わたし)は(山田)です。」の場合、目の前に(わたし)がいるのはわかっているので、既知の情報です。でも、(山田)という名前はまだ知らないので未知の情報です。 「が」の前には未知の情報が、後には既知の情報が来ます。たとえば、「(わたし)が(山田)です。」の場合は、(山田)という名前は聞いたことがあるので、既知の情報です。でも誰が山田さんかはわかっていない。だから、どの人というのが未知の情報です。 ここまでは、すでに学習していらっしゃるかもしれませんね。「は」は副助詞で「が」は格助詞だということも学習済みでしょうか。 さて、やっかいな「を」と「は」や「が」の使い分けについてです。「は」や「が」には、主語をつくる以外にもいろいろなはたらきがあるので、やっかいです。 ご質問の場面は、基本は「を」を使うべき場面です。 つまり、「私は、窓を開けています(開けておきます、開けてあります)。」や「私は、時計をかけています(かけておきます、かけてあります)。」や「わたしは、お寿司を注文しています(注文しておきます、注文してあります)。」が基本形です。 しかし、「が」や「は」には、他のものを類推させる働きがあります。 その1 肯定文の場合 たとえば、「窓が開けてあります。」の場合、「ドアなどほかの開口部も開いているかもしれないけれど、窓は間違いなく開いている。」という意味です。また、「窓は開けてあります。」の場合、「ドアなどほかの開口部は閉まっているけど、窓は間違いなく開いている。」という意味です。 時計の場合は、「時計が~」だと他にもかかっているものがあり、「時計は~」だと他にかかっているものはないという意味を表します。 そして、お寿司の場合も、「お寿司が注文してあります。」の場合、「ほかに注文してあるかもしれないけど、お寿司は間違いなく注文しているよ。」という意味です。「お寿司は注文してあります。」の場合、「他は注文していないけれど、お寿司は注文してあるよ。」という意味です。 その2 否定文の場合 たとえば、「お寿司が注文してありません。」の場合、「お寿司を注文していないのは間違いないですが、ほかにも注文していないものがあるかもしれません。」という意味です。「お寿司は注文していません。」の場合、「お寿司を注文していないのは間違いないですが、そのほかのものは注文した。」ということを表します。 時計の場合は、「時計が~」だと他のものもかかっていないかもしれない、「時計は」だと他のものはかかっているという意味を表します。 つまり、「ている」「ておく」「てある」の使い分けは、動作(作業)の完了がいつの時点なのかで決まる。 「走っている」は今現在作業中か、すでに完了している。「ておく」はこれから完了させる。「てある」はすでに完了している。 「~を」が動作(作業)の対象としては普通だが、ほかとの違いを明らかにするために、「~が」や「~は」を使い分けている。 回答を書きながらこれまで漠然と考えていた「は」と「が」の違いについて考察することができました。自分の頭の中がちょっとだけスッキリしました。質問者のsanayuki12さんにこの場でお礼を申し上げます。ありがとうございます。
- tonimii
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主語ではなく、動詞によって決まります。 「ている」を使う場合は動作を表します(例:車が走っている、テレビを見ている) 「ておく」を使う場合は自分の力でそうさせる必要があります。 なので、「車を走らせておく」や「テレビを見ておく」と言う風になります。 「てある」はあまり使いません。しかし、今の状態を表す時に使います。 ひとつの動詞に色んな言葉をくっつけて遊んでみると楽しく学べると思います。 「食べる」という動詞なら「食べた」「食べたい」「食べてみる」「食べられる」「食べている」「食べておく」「食べない」「食べたくない」「食べろ」「食べよう」「食べて」
補足
えっと、簡単にいって聞きたいのはこれです 名前「が」書いてある 窓「が」開けてある などには「が」が使えるのに なぜ お寿司「が」注文してある ビール「が」買ってある などには「が」が使えないんですか?