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漢文の送り仮名について

主語に主格の助詞「ハ」をつける場合とつけない場合について、参考書には「強調の場合のみハをつける」とだけ記述されていました。 どのような場合を強調を呼ぶのでしょうか?様々な例文を調べたところ、述語が動詞の文の主語には主格の助詞がなく、述語が形容詞の文の主語には、主格の「ハ」がついていました。 役割的には英語のbe動詞にあたるものと考えて間違いないのでしょうか? 宜しくお願い致します。

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  • kitasan2
  • ベストアンサー率41% (67/160)
回答No.1

 漢文訓読は基本的には古文ですから、古典文法に従います。古文では、主格の格助詞を使わないことが多くありますから、漢文訓読でも主格の格助詞はあまり使わないのが普通です。その主語の述部で文が終始せずに、述部が連体形で後に文が続くときに、格助詞「が」「の」が使われます。  「は」は係助詞であって、格助詞ではありませんから「主格」ではありません。「は」の働きは、そのものを特に取り立てて強調し、文を終始させる働きを持ちます。ですから、「強調の場合のみ…」という説明になるのでしょう。  漢文は、元は中国語ですが、訓読したとたんに日本語になるわけですから、「述語が形容詞…」という決まりはないと思います。  また、文を終始させる点で、英語のbe動詞に似てはいますが違います。

noname#16514
質問者

お礼

勘違いしていた部分が解けて、大変助かりました。本当にありがとうございました。

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