- ベストアンサー
近世散文の文法
借銭の分は、始から済(すま)する心入にあらず 「済する」は「済す」と文法的にどう違うのでしょうか?意味も違うんですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「済する」…「すま」(自動詞四段「済む」の未然形)+「する」(助動詞下二段「す」の連体形) 自動詞の使役形で借金を「済むようにする/済ませようとする」、そんな「心入(こころいれ:心底・心根)」ではもともとなかったのだと。
借銭の分は、始から済(すま)する心入にあらず 「済する」は「済す」と文法的にどう違うのでしょうか?意味も違うんですか?
「済する」…「すま」(自動詞四段「済む」の未然形)+「する」(助動詞下二段「す」の連体形) 自動詞の使役形で借金を「済むようにする/済ませようとする」、そんな「心入(こころいれ:心底・心根)」ではもともとなかったのだと。
お礼
自動詞の使役形ととるのが自然なようですね。ありがとうございました。