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漸化式の極限
an+1=(2+an^2)/3 を満たすとき lim(an) n→∞ を求めよ という問題があって、 関数電卓を使って調べたところ 初項a1が -2<a1<2 のとき1に収束 a1=-2,2 のとき2に収束 a1<-2,2<a1 のとき発散 というのはわかったんですが... なぜこうなるかが全く分かりません 1,2という答えはan+1=an=xとしたときの二次方程式の解だとおもうのですが、一般項も出せないし(極限をきいてるのでおそらく出せないでしょうが...)関連性を説明できません こうなる理由を解説してください。
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こんばんわ。 >an+1=an=xとしたときの二次方程式の解だとおもうのですが そうですね。極限値が xになると置いたならば、 lim a[n]→ xですし、lim a[n+1]→ xにもなります。 それをもとの関係式に代入している。と考えれば、xは方程式の解として得られます。 このような方程式を特定方程式と呼んだりします。 で、初項の値によって極限値が変わる点ですが、 添付のような図で考えることができます。 漸化式を関数に置き換え、直線:y= xとの「折り返し」を考えます。 ・x= a[n]に対する a[n]の値は、f( a[n] )として得られます。 ・次に、a[n+1]= f( a[n] )を x座標の値とするために、直線:y= xに突き当たるまで移動します。 これで、x= a[n+1]に対する a[n+2]の値を得ることができます。 すると、スタートの値によって行き着く先が変わります。 それが初項の値によって極限値が変わることに対応します。
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- itoi_mitsugu
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x=(2+x^2)/3とおくとx=1,2 a_(n+1)-1=(a_n^2-1)/3 =(a_n+1)/3×(a_n-1) |a_1|>2のときa_2>2より帰納法でa_n>2 |a_(n+1)-1|>|a_n-1|となるのでa_n-1は発散する数列となり |a_1|<2のときはa_n-1は0に収束する数列となる 漸化不等式を作ればいいです。
お礼
不等式ではさみうちですね an-x を0か∞にしてとくのですね ありがとうございます
お礼
特性方程式は一般項を見つけるだけじゃないんですね なるほど!だからy=xとy=f(x)の外にある点はどんどん外に折り返され発散し、中の点は共有点(のひとつ)に収束するんですね 長い間の疑問がやっと解けました ありがとうございます!!