• 締切済み

n→∞のときn^k →∞ (k>0)の証明

高校の数3の参考書の「数列の極限」の分野に「n→∞のときn^k →∞ (k>0)」の証明が載っていたのですが、よくわからない部分があります。 kが正の整数のとき明らか。 kが正の有理数のときk=q/p (p, qは正の整数)とすると …(1) n^k=n^(q/p) =(n^q のp乗根) n^q→∞であるから(n^q のp乗根)→∞ …(2) すなわちn^k→∞ kが正の無理数のとき、 (以下略) この、(2)の部分が分かりません。 この部分は結局、(ある数列)→∞ならば、(その数列の自然数乗根)→∞ということを根拠にしてるのかなと思うのですが、それがどうして言えるのでしょうか? あと、(1)の部分ですが、この設定だと任意の正の整数kも表せるので、この場合において題意を示せれば、1行目の「kが正の整数のとき」の検討は要らないように思うのですが、それで合っているでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.3

高校教程では、収束/発散の定義を厳密には行わないので、 「極限を計算せよ」ならともかく、「発散を証明せよ」では、 混乱が生じますね。何を示せば証明したことになるのか、 いまいち不安が残ります。 まあ、なんとなくそれらしくやってみましょうか。 確かに、実は(1)も(2)も不要です。 質問文の証明は、その後、k が無理数の場合に対応するために、 0 < k に対して 0 < r < k となる有理数 r が存在することから、 n > 1 で n^r < n^k であることと lim[n→∞] n^r = ∞ により、lim[n→∞] n^k = ∞ と締めくくることになります。 このとき、r を 1/q (qは自然数) の形をしたものだけに 限定しても支障が無いので、 (1') x → ∞ ならば x^(1/q) → ∞ さえあれば証明は完成します。(2)を経由する必要はありません。 (2)は、(1')を含んでおり、(1')を経由して示されてはいますが。 No.2 の方が書いているように、(2)を示すのに(1)を使っているか というと… それも微妙ですね。 (1')は、(1)の逆 [ n^q → ∞ ならば n → ∞ ] にあたります。 x = n^q と置くと、[ x → ∞ ならば x^(1/q) → ∞ ] ですからね。 (1)を示すことで、その逆を示したことにはなりません。 n ←→ n^q の対応が一対一であることから、 (1)⇔(1') を言ってもよいのですが、(1)が収束していないので、 lim[x→a] g(x)→b のとき lim[x→a] f(g(x)) = lim[y→b] f(y) という極限の変数変換も、使いにくい。 No.1 さんが書いているように、(1')の成立を言葉で示すのが 現実的なような気がします。 高校での極限の証明は、この辺がいつもモヤモヤしますね。 (大学流なら、εδ形式で簡明に書けるのですが。)

回答No.2

n^q→∞であるから(n^q のp乗根)→∞ …(2) ・n^q→∞ は、1行目の「kが正の整数のとき明らか」ということを利用していますね。 ・なせなら、「p, qは正の整数」であると謳っているからです。 ・pは有限の自然数ですので、∞のp乗根は∞になります。 > 結局、(ある数列)→∞ならば、(その数列の自然数乗根)→∞ということを根拠にしてる ・その通りです。べき乗の収束条件と発散条件が教科書に載っているはずなので、調べてみてください。 > 1行目の「kが正の整数のとき」の検討は要らない ・(2)を示すために必要です。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

上だけ: ・有限なものは整数乗しても有限 ・べき乗関数は連続

関連するQ&A