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「カオス」について。

「カオス」について思うことを教えてください。 私は「創造の源泉である」と思っています。

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回答No.2

alterdさん おはようございます。 たしか日本の新道の多神教の考えでは、イザナギの神とイザナミの神が、カオスから日本を創造しました。 創造の源泉という考えに合ってますね。 仏教の「無」の世界観において、かじった程度の知識なので、間違った解釈かもしれませんが、私の考えでは、仏教の「色」の考えは、袖触れ合うも多少の縁みたいに、物質がくっついたり離れたりすることで、移りゆきながらも形というものが、形成される考えではないかと思ってます。 だからカオスは創造の源泉。 仏教を信仰していらしゃる方がおりましたら、反論の回答をお願いします。 ところでarterdさんはご存知ですが、私は、昔、生物の研究者を目指しておりまして生物自体は特殊です。 かなり古い本で、哲学ですから当然当時から異論反論、また、その後の生物学の発展や、私が今、かじっている、構造主義におけるチョムスキーの生成文法の考えに変化がありますが、生物学をやっている人には有名です。 「偶然と必然」 J・モノー著 みすず書房 の中から抜粋します。19ページ 不変性の矛盾 「生物は不思議な物体である、あらゆる時代を通じて人間は多少とも漠然と知っていたに違いない。(中略) 生物の特徴をなす2つの本質的特性-複製の不変性と合目的性-が物理法則に照らし合わせた場合にどのような地位に立つものか明確にすることが出来よう。 実際、不変性には最初から矛盾した性格があるように見える。なんとなれば高度に秩序だった構造の維持・複製・増殖は、熱力学の第二法則と両立しないように見えるからである。それというのも、この法則によれば、いっさいの巨視的な系はその系を特徴づけている秩序が失われるという下向きの方向にしか進行しないからである・・・・・。」 私の世代は受験戦争の世代で、暗記、暗記でしたから、数学は高校時代に挫折し現在再勉強中(いつかやろうと高校の教科書だけは残してます。) ですから熱力学第二法則を数式で現在理解することが目標。 マックスウェルの悪魔。ラプラスの悪魔 うーん。興味ありますね。 長生きして、理解したいものです(笑) 私は、ウキペディアで確認しませんから、間違っていたらすみません。

alterd1953
質問者

お礼

どうもです(笑) 出典は忘れましたが この質問は「新しいものはノイズからしか生まれ得ない」という言説の変奏です。 きっちりした秩序から創造が生まれないのは官僚組織がそうであることを見れば 明らかのように思います。 ただ、カオスから秩序が生まれるには、止むに止まれぬエネルギーの爆発が必要なんでしょうね。 それはそうと、ジャック・モノーの「偶然と必然」は気にはなってるんですが 未だに読んでません。 そんなこと言えば「種の起源」すらまだなんですが(笑) チョムスキーも入門書は読みましたが「生成文法」は大変魅力的ではあるものの 完全に理解したとは到底思えません。 全ての人種に共通した原始的な文法が存在したであろうことは 論理形式が共有されているように見えることからも自明であるとは思いますが。 後、仰るように、生命と熱力学の第二法則は矛盾しているようですね。 それに関して、エリッヒ・ヤンツは「自己創発性」なんて言ってましたが 福岡 伸一さんは「動的平衡」と言ってたように思います。 それぞれ言葉は違いますが、アリストテレスが言っていた 「始動因」からそう遠くないようにも思います。 結局、肝心なことは何も分かってないんでしょうね。 ですから、細かい所での理解を深めるしかないのだと思います。 私も「マックスウェルの式」を理解することは一つ目標ではあります。 しかし、MITの学生でも35コマ必要であり 理解した時は教授から花を贈られるそうですから 私が死ぬまでに理解出来るかどうか分かりません。 その時は上等のシャンパンを開けるでしょうね(笑) ではまた(笑)

  • k_mutou
  • ベストアンサー率12% (101/783)
回答No.1

【混沌】とは『人の頭や心の中』だと思います。 他人は自分の想像を遥かに越えた事を頭や心の中で考えているのだと思います。それぞれの頭や心の中では、知らない方が良かったと後悔させるような【カオス】【混沌】が渦巻いているのだと思います。 『創造の源泉』もまた、その通りなのだと思います。

alterd1953
質問者

お礼

詳しくは知りませんが単純な数式からもカオスが生まれると聞いたことがあります。 また、「バタフライエフェクト」として有名ですが 蝶の羽ばたきのようなささいな出来事でも台風の進路に影響を及ぼし得るそうです。 それならば、脳の働きにカオスがあっても全然おかしくありませんね。 また、だからこそ、商品が売れるかどうか等には 「暗闇の中の跳躍」があるのかもしれないと考えています。 となると、当然、「創造の源泉」というポジティヴな面の反対である 「知ったことを後悔する」ようなダークな側面も厳然として存在するでしょうね。 ひょっとして、考え方が違う人間同士が決して分かり合えない事にも 関係しているのではないかと思います。 ご回答ありがとうございました。

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