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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「失った」と「失われた」)

「失った」と「失われた」の違いとは?

このQ&Aのポイント
  • 「失った」と「失われた」は、能動態と受動態の違いがあるものの、同じ意味を持つ表現です。
  • 「彼女を失いたくない」と「彼女が失われたくない」と書き換えても同じ意味になりますが、後者は非文のように思えます。
  • これらの違いは、名詞を修飾しているかどうかによって生じるものであり、文法理論に即した説明ができます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • alflex
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回答No.1

主語が違うんじゃないですか? 「飛行機」が「エンジン」を「失った」 「エンジン」が「失われた」「飛行機」

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 それについても一度は考えてみたんですが、その場合「エンジンを失った飛行機」の文における「飛行機」は何なのでしょうか。 まさか「飛行機がエンジンを失った飛行機」とは言わないでしょうし。

Mister0413
質問者

補足

No.3での「この回答への補足」にご回答いただけず、他の方からの回答も途絶えてしまいましたのでやむなく他のサイトにもお世話になった結果、No.3の回答内容と合わせて次のような結論に達しました。私としてはそれをベストアンサーだと思っていますので、回答者様には失礼な面があろうかとは存じますが後日このスレッドを見る方のためにあえて記させていただきます。参考にしていただければ幸いです。 --- まず、「(エンジンを)失った飛行機」と「(エンジンが)失われた飛行機」は同じ意味になります。 飛行機にエンジンがない状態を表す文として、前者は飛行機から見てエンジンがなくなってしまった、後者はエンジンを中心に見て、そこにあるべき(動いているべき)なのになくなってしまった、ということです。 「エンジンを失った飛行機」の文における「飛行機」は、飛行機を連体修飾していることになります。 つまり、「エンジンを失った飛行機」自体が一つの主語になるのであって、「エンジンを失った」または「エンジンが失われた」というのは両方とも「飛行機」を修飾するものになります。「失った」と「失われた」の違いが生ずる理由は先に述べた通り、飛行機とエンジンのどちらを中心に見ているかの違いによるものです。 ここで考え方をシンプルにするために、主語を意識するとわかりやすいと思います。 >>エンジン一基を失った飛行機 >>エンジン一基が失われた飛行機 文型としては倒置のようになっていますが、どちらも主語は「飛行機」です。 英語的に言うと ・飛行機がエンジン一基を失った ・飛行機のエンジンが一基失われた(ちょっと悪文ですが) ということで、どちらも意味の違いは出ません。「飛行機」が主体でエンジンは客体です。 しかし >>私は彼女を失いたくない の主語は「私」です。 これを受け身の文に書き換えても ・私は彼女が失われたくない ・彼女は私から失われたくない とはなりません。日本語として成立しないということもありますが、元の文と意味が違ってしまうからです。 もし,受動態にするなら,「(○○が)彼女を失わされる」となるはずです。 また,唯一 「彼女が失われる」が成立するのは 自発 の場合ですが,仮にそうだとしても,今度は,それが「たい(たくない)」という 希望 の表現に接続することが問題になります。 自発 に 希望 が結び付くのはおかしいので,このような表現は成り立ちません。 したがって,結論として「彼女を失いたくない」は正しいが,「彼女が失われたくない」は誤りだということになります。 ただし、「私」を修飾する表現に置き換えると同じ意味になります。 「彼女を失いたくない私」 「彼女が失われたくない私」 私にとって、彼女がいなくなってほしくない、という意味ですね。

その他の回答 (13)

回答No.4

失われた過去、失われた時代、失われた青春、失われた機能、というように、「失われた」のあとには、失ったもの自体が続くというのが通常の感覚というものです。ですから、「失われた飛行機」という表現が間違いなのです。飛行機の全体構造は、そのままで、何も欠損しているわけではありません。飛行機全体が消え去ったわけではありません。

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 そうすると「国民の信頼が失われた内閣」という表現も、間違いになるのでしょうか。その場合でも、内閣自体は存在しています。

  • alflex
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回答No.3

ちょっと間違えておりました。 >つまり直前の助詞が異なるだけで「失った飛行機」と「失われた飛行機」は、能動態と受動態の違いがあるにもかかわらず、同じ意味をもつことになってしまいます。 まず、「(エンジンを)失った飛行機」と「(エンジンが)失われた飛行機」は同じ意味になります。 飛行機にエンジンがない状態を表す文として、前者は飛行機から見てエンジンがなくなってしまった、後者はエンジンを中心に見て、そこにあるべき(動いているべき)なのになくなってしまった、ということです。 >その場合「エンジンを失った飛行機」の 文における「飛行機」は何なのでしょうか。 まさか「飛行機がエンジンを失った飛行機」とは言わないでしょうし。 飛行機を連体修飾していることになります。 つまり、「エンジンを失った飛行機」自体が一つの主語になるのであって、「エンジンを失った」または「エンジンが失われた」というのは両方とも「飛行機」を修飾するものになります。なぜ能動なのか受動なのかは先に述べた通りです。 要するに、 「エンジンを失った飛行機が着陸した」 「エンジンが失われた飛行機が着陸した」 というようになります。どちらにしても文そのものの主体は飛行機なのです。 >さて質問ですが、「彼女を失いたくない」は「彼女が失われたくない」と書き換えても同じ意味になるのでしょうか。後者は非文のように思えますが、それは私の考えすぎでしょうか。 主体が私であると考えると同じ意味になります。 「彼女を失いたくない私」 「彼女が失われたくない私」 私にとって、彼女がいなくなってほしくない、という意味ですね。 ただ… 「彼女が失われたくない」というのは表現としてはおかしいような気もします。

Mister0413
質問者

お礼

再度のご回答、ありがとうございました。 これで私も納得できました。助かりました。

Mister0413
質問者

補足

ここしばらく他の方と「論争」していましたが、やっと落ち着きましたので今回のご回答の整理を始めました。 そこでやっと気がついたのですが、「主体が私であると考えると同じ意味になります」で始まる段落は、下記の意味に理解していいのでしょうか。再度ご回答いただければ幸いです。 ----- 「私は彼女が失われたくない」は非文ですが、「私」を修飾する表現に置き換えると同じ意味になります。 「彼女を失いたくない私」 「彼女が失われたくない私」 私にとって、彼女がいなくなってほしくない、という意味ですね。

回答No.2

重要なのが「失った」は「エンジン」そのもの、「失われた」はエンジンの「機能」と考えるのが合理的と思います。

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 お言葉ではありますが「エンジン一基の機能を失った飛行機」「エンジン一基が取り外されて失われた飛行機」という表現もあると思います。それについてはどうなのでしょうか。