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中秋月鏡五雲開

書道の課題の字ですが意味がいまいち解りません。 墨場必携という本で調べると”秋のも中の月が鏡をかけたように五色の雲と共にでた” とありますが、月が鏡をかけたようにとはどうゆう状態を言うのでしょう? ”月鏡”とはそのそもどんな月のこと、あるいは月と関連した状況のことをいっているねでしょうか? 文才のある方、解釈をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tsubuyuki
  • ベストアンサー率45% (699/1545)
回答No.1

文才も漢詩の知識もありませんが、 中秋月=中秋の月・・「中秋節」という言葉を調べてみましょう。 鏡=銅鏡・・つまり、祭祀の道具であり縁起物ですね。 五雲=(辞書によると)仙人や天女が遊ぶところに出る5色の雲、これも縁起良い物。 開=「出る」でも「開く」でも良いと思います。 総じて 「鏡のような中秋の名月(十五夜)が、五色の雲とともに出た」 あるいは、ちょっと羽を伸ばして 「まるで目映い鏡が五色の雲を開くように、中秋の名月が雲間から顔を出した」 くらいの解釈で良いのではないかと。

M1343
質問者

お礼

なるほど、わかりやすい解釈どうもありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#189751
noname#189751
回答No.3

五雲という表現に雲の変化が見てとれるように思います。 冴えた月と、その明かりの前を動いてゆく雲の姿はさまざまです。 大きな黒い雲が去ってゆくと同時に、月が出てきます。 その時、黒い雲の端は月の光に照らされて、白っぽく輝いて見えます。 月が出てくる直前には、雲の輪郭だけが細く白く光り 月が大きく出てくると、白く光ったところもあれば、鈍く銀色に光ったところもあります。 また、元のままの黒い色の部分もあるといった感じです。 そして、雲の動きに伴って、それらの色合いも微妙に変化してゆきます。 五雲といったのは、そうした雲の色合いの陰影の変化をさしているように思います。 ”月鏡”というのは そうした雲間から出てくる月に、強い光を感じたという表現のように思います。 雲があってこそ、月が強い光を放つ鏡のように見えた という事ではないでしょうか。

M1343
質問者

お礼

詳しい情景描写を解説していただきありがとうございました。まるでその情景が目に浮かぶようですね。

回答No.2

「月鏡」というのは、月を《鏡のように、丸くて光っていてすべてを映す綺麗なもの》に譬えた言葉だと思います。 先の回答にもありますが、昔の鏡はいわゆる「銅鏡」で丸いものです。 綺麗なまあるいものが空にぽっかり浮かんでいる。 まるで空に掛けた《ピカピカの鏡》のようだ……。 そういう情景なのではないでしょうか。

M1343
質問者

お礼

ありがとうございました。前の回答の人と同じなので納得です。

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