- ベストアンサー
金融工学という学問はどういう学問でしょうか?
よく、金融工学は金融商品を開発する学問だそうですが、どういう学問でしょうか? 本当に人の役に立っているの?という話をよく聞きますが、本当に役に立っているのでしょうか? お詳しい方のご回答をお待ちしております。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
金融工学は、ごく簡単にいえば 「不確実な将来におけるキャッシュフローを評価するためのツール、またはそのツールを研究する分野」 の総称です。 ブラック=ショールズ式(BS式)に代表されるデリバティブの開発技術と同一視されることもありますが、デリバティブは金融工学の一分野であり、BS式はそのほんの基本形に過ぎません。 金融工学は、基本的には一定の確率過程(時間的に変化する確率分布)を前提にして変化する資産価格と、それを評価する割引ファクターとによって分析されます。応用分野としては、 資産価格の評価 ポートフォリオ戦略 リスク管理 の3領域があります。 いずれの分野もかなり強い仮定のもとで成り立つ理論なので、実務に応用するには注意が必要ですが、現場では必ずしもそれが満たされているとは限りません。したがってマーケットが急変したり、扱う人に悪意があったり、知識不足だったりすると、思わぬ結果を招くことがあります。しかしそれは使い方の問題であって、技術自体が「役に立つ」とか「悪者」とかいったことにはならないと思います。
その他の回答 (2)
まずは、ブラック・ショールズの定理を理解すべく努力してください。昔、相対性理論とは何かと問うた時、我が物理担当の講師は、ディラックの「一般相対性理論を読め。これ以上でも以下でもない。」とおっしゃった。経済学専攻の私には苦い経験だったが、その後数理経済学の理解に役立った。
お礼
ご回答ありがとうございます。 技術論が理解できなければ、理解できないということですね。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
1 お金をグルグル回せば回すほど経済は良くなる 2 お金の評価は利子率である 3 過去はデータがあるが未来は未確定である よって、未確定の未来の利子率を過去のデータに基づき合理的に予想するのが金融工学で、利子率という評価がついた段階でお金は「金融商品」となる(利子率という評価がつくので売る人と買う人ができるので、商品となる)
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね。技術に善悪の判別はつきませんよね。