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他動詞の定義
「目的語をとる動詞」という以外の他動詞の定義を知りたいと思っています。あれば、お教えください。
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>お教えいただいた「他動詞は他に動作を及ぼす動詞です」というのは、例えば、resemble の ように動作ではなく状態を表すものも含めるのだろうか そうですね、包括的な定義ではなく単なる説明でしたね。 もうしわけありません。 状態をも含めて考える場合には、 「その動作・状態のためには必ず他(対象)を必要とする動詞」 と定義するのではないでしょうか。 状態を表す動詞の場合も 「彼は似ている」だけでは 意味をなさないので「何に似ているの」となりますよね。 knowの場合であれば 「彼は知っている」では意味が不明で 「何を」となりますね。 前の説明をちょっと繰り返させていただくと、 He changes. はかれは変わる ですが、 彼は変えると訳すと 「えっ、何を、何を変えるの」と 「何を」が必要になります。 さて、このような説明の場合よく問題になるのは come のような動詞ですね、 He comes. これを日本語にしてしまうと 「彼は来る」「どこに来るの」と なりますが英語ばあい comeは「自分のほうへ」とか「ここへ」と いうことですからHe comesだけで意味がとおり 自動詞ということになります。また下のほうで のべるとおり「どこ」は「副詞」的で 対象ではないよと説明されるでしょう。 またbe動詞もよく問題になります。 He is a teacher.「彼は先生である」 「彼はである」では意味がとおらないから 他動詞になるのではないかというようなことです。 しかしbe動詞の意味は「存在する」ですから、 実は「彼が存在する」ということで意味が通るから 自動詞なのですね。 もちろん「どこに」「いつ」と問われるかもしれませんが、 それらはいわゆる「副詞」で対象(目的語)ではないと 説明すればいいかもしれません。 補足というよりはむしろ前の解答の修正のようになったことを お詫びします。
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- mochi-mochi
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まず他動詞と対になっている自動詞から取り上げます。 自動詞を「目的語」という言葉を使わないで定義すると。その漢字が表しているとおり、 自動詞は主語自らの動きを表す動詞です。 自動詞の典型的な動詞としてwalkをあげると 主語である「彼」が「歩いて」いくわけですね、 He walks. イメージすると彼が歩いて動いていくのが見えますね。 同じようにgo,come,runなども主語が動いていくのがイメージできます。 他動詞は他に動作を及ぼす動詞です。 He turns it. 彼がそれをまわすわけです。 動きは彼というよりはむしろ「それ」にありますね。 さて日本語と英語を比べてみると 英語ではひとつの動詞で自動詞と他動詞があることが多いのです。 たとえば同じturnですが He turns. というのは自動詞で He turns it. は他動詞です。 しかし多くの人はそうは思っていないのですが、 日本語ではかえって自動詞と他動詞を区別します。 たとえばこのような英語では同じturnでも 自動詞の場合は「回る」と訳し、「彼は回る」です。 他動詞の場合は「まわす」と訳します。「彼はそれを回す」です。 「彼はそれを回る」とは訳しません。 その場合は英語はHe turns around it.となり やはりそのturnは自動詞で「回る」と訳します。 同じような日本語では自動詞他動詞を区別する 例をあげます。 change 自動詞:変わる 他動詞:変える begin 自動詞:始まる 他動詞:始める grow 自動詞:育つ 他動詞:育てる 最初にあげたwalkも他動詞として用いることもあります。 He walked the batter. その打者を「歩かせた」。です 同じwalkでも日本語訳すときは自動詞と 他動詞を区別します。 もう一度確認します。 他動詞は他に動作を及ぼす動詞です。 日本語で考えたほうがわかりやすいのです。 He changes. はかれは変わる ですが、 彼は変えると訳すと 「えっ、何を、何を変えるの」と 「何を」が必要になります。 この「何を」が動作が及ぼされる「他」です。 そしてこの「何を(他)」を目的語と呼びます。 とこのような「説明」はどうでしょうか、 的外れでしたらごめんなさい。
お礼
>回答をいただいたみなさんに お礼が遅くなって申し訳ありません。 目的語を取るのが他動詞、とらないのが自動詞というのは、かなりずるい定義だと思っているのですが、他に明快な定義がないのでしかたがないと思ってきました。 お教えいただいた「他動詞は他に動作を及ぼす動詞です」というのは、例えば、resemble のように動作ではなく状態を表すものも含めるのだろうか?とかいろいろと定義ではすべてを包括できないのではないかと思われます。 日常使われる動詞のうちで、純粋に他動詞としてのみ使われる動詞、自動詞としてのみ使われる動詞、そして、例をあげていただいたような能格動詞(?)はどれくらいの割合であるのかを知りたいと思っています。 とりあえずお礼まで。
- daizunorei
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ある客体に作用を及ぼす意味を持つ動詞、というのが広辞苑による定義です。日本語では、その客体の概念を目的語として多く助詞「を」を添えて表す、のだそうです。 ということでこの言葉は「定義」されていますので、それ以外に定義すると言葉を「改造」「破壊」することになります。 目的語について具体例をあげながら考えることが、この言葉の定義の真相を知ることに近づくのでは、と思います。
無いと思います。『目的語をとる動詞が他動詞である⇔他動詞であれば目的語をとる』というものだと思います。もちろん多くの動詞には自動詞も他動詞もありますが、その動詞が目的語をとっていなければ自動詞であり、目的語をとっていれば他動詞であり、という風に事後的に判断しているものだと思います。
お礼
お礼が遅くなってしまってすみません。 詳細にご説明いただきありがとうございました。まだ、当方の考えをまとめることができませんが、他動詞を定義するというのはかなり困難なことなのだろうという気がしています。 日本語のほうが自動詞、他動詞の区別がはっきりしているという点は、なるほどと思いました。 まとまりがありませんが、以上で、この質問は締め切っておくことにしました。また、今後とも宜しくお願いいたします。