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「分かる」という動詞は、他動詞?自動詞?

日本語の「分かる」という動詞は、他動詞なのか自動詞なのか、質問したいです。 なぜこのような質問をしているかと言うと、 ある本において、このような内容を目にしたからです。 内容・・・「田中先生はロシア語が分かる。」      この例文の主語は、「ロシア語」であり、「田中先生」ではない。      なぜなら、「分かる」という動詞は他動詞なので、主格補語の「ロシア語が」が主語になるのだ。      もし動詞が「理解する」であれば、自動詞であるので、話は別。 というものです。 しかし、私は、「分かる」は自動詞であり、上記の例文の主語は「田中先生」ではないのかと考えます。 なぜ、「分かる」という動詞は他動詞だといえるのか・・・? 教えてください。 また、日本語の「他動詞」「自動詞」を瞬時に見分けられるようなウェブサイトなどがあれば、 そちらも教えて頂きたいです。

みんなの回答

回答No.4

まず普通に考えてみましょう。自動詞は目的語を取りません。項は1つだけで主語です。他動詞は主語と目的語がなければなりません。ですから項は2つです。で例文ですが、この文は目的語をとっていませんよね。「田中先生はロシア語がわかる」ですから日本語は主題提示型言語なので、 田中先生は (主題) ロシア語が (主語) 分かる (述語動詞) という分析ができます。 「分かる」という動詞の項は「田中先生」だけです。ですから自動詞です。 もし動詞が「~を」という名詞句を項として取ったら他動詞です。 自動詞と他動詞の見分け方は項の数です。一つなら自動詞で、二つなら他動詞です。 因みに「田中先生」は主題なので、主語ではありません。もちろん、主題と主語が重なる事はあります。 「彼は商店へ行く」 この「彼は」はどちらとも取れます。

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.3

「分かる」は自動詞です。 「私はロシア語を分かる」と言わないからです。(ただし最近の若者言葉では、この原則は、ずいぶんいい加減になっています。) 「私はロシア語が分かる」は、「私の場合(主題)は、ロシア語というもの(主語)が理解可能である」という関係にあります。長い間「象は鼻が長い」で議論されてきた構造と同じです。 さらに、「田中先生の説明は分からない」が、「他の人は分かるが、私は分からない」の意味であれば、私が主語のように見えますが、「他の先生の説明は分かるが、田中先生の説明は、(私以外の人にも)分からない」という意味に使うこともあります。こうなると「隠されている<私>」は意味の上からも消えてしまって、「田中先生の説明」が完全に主語の地位を得ることになり、他動詞色は、なくなると思います。

noname#157574
noname#157574
回答No.2

 日本語においては,○○が□□するの形で表されるのが自動詞,○○を□□するの形で表されるのが他動詞です。英語などより判別はずっと簡単です。 【例】○○が費える→費えるは自動詞,○○を費やす→費やすは他動詞

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.1

分かるは自動詞です。田中先生はロシア語が分かる。 理解するは他動詞です。田中先生はロシア語を理解する。 田中先生は主語です。ロシア語がというのは田中先生の能力分かるの対象です。 ~は~が好き ~は~が上手 ~は~が分かるなどです。 多分自動詞と他動詞を取り違えたのでしょう。それにしてもひどい説明ですね。 目的語を取るのが他動詞です。助詞「を」でしめします。 他動詞と自動詞の見分け方の訓練はサイト 日本語教材図書館 自習室 自動詞他動詞チェッカーというのがあります。 やってみて慣れてください。