• ベストアンサー

音の成分について

音というのは倍音以外にどういう成分があるのでしょうか? 音色の違いは倍音の出方の違いだけなのでしょうか? 例えばある楽器の音の倍音を分析して、それと全く同じ(おそらくコンマ数秒ごとに構成成分が変わると思うのでそれも全く同じ)周波数の音(倍音を含まない)を1つずつ完璧に乗せて合わせた場合、元の楽器の音になるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#231526
noname#231526
回答No.3

 そもそも倍音というのは、楽音(ピッチがある音)の基音に対してその整数倍の振動数を持った成分をさします。ですから、「音」からするとごくほんの一部の特殊な周波数成分をさしているのです。ただ、基音と倍音以外の音について、総称する言葉というのは思い浮かばないですね。楽音に含まれる音をわけるとすれば、「基音」と「倍音」と「それ以外」としか言いようがないような気がします。つまり基音と倍音以外とは、基音の整数倍の周波数では無い成分で、もちろん生の楽器の音にはそれらの成分も含まれています。特にピアノのアタックの部分やバイオリンのアタックの部分はむしろ雑音と言っていいような雑多な周波数の音の固まりです。  ということで、楽器の音は、基音と倍音だけではありませんから、基音と倍音だけを抽出してそれをまた合成しても元の音には戻りません。理屈から言えばFMシンセサイザのような似ていて微妙に違う音になるでしょうね。雑音成分まで周波数分析をして抽出するとなると抽出周波数をどう取るかというレベルで、ちょうどアナログデジタル変換のように、有る程度の精度を確保した飛び飛びの値という感じで妥協するしかないでしょうね。  CDの音も完璧に元の音になっているわけではないので、おっしゃる方法で完璧に再現することは不可能と言えますが、CD程度の精度で良ければ、多分可能なんだと思います(MDは有る程度そういう手法をとっていたような気が……)

その他の回答 (2)

  • TAC-TAB
  • ベストアンサー率76% (1921/2526)
回答No.2

>音というのは倍音以外にどういう成分があるのでしょうか? 倍音は一つの音を出したときの成分ですが、二つ以上の音を同時に出すと、様々な音が発生します。 その主なものは、「差音」と「うなり」です。 >例えばある楽器の音の倍音を分析して、それと全く同じ(おそらくコンマ数秒ごとに構成成分が変わると思うのでそれも全く同じ)周波数の音(倍音を含まない)を1つずつ完璧に乗せて合わせた場合、元の楽器の音になるのでしょうか? それはそのとおりです。人工的に作る音声や楽器の音は、本物の周波数を分析してその比率をそのままに再現するのが基本です。 差音 http://homepage1.nifty.com/musica/differencetone.htm うなり http://hooktail.sub.jp/wave/beating/

noname#180307
質問者

お礼

ありがとうございます。 ただ倍音は実際になっている音ですが、うねりや差音は人間の脳がそう認識しているだけですよね? ちなみに単音の場合他に成分はないのでしょうか? ギターなどの歪みは倍音の関係でしょうか? 録音というのも入力された音を分析して機械で再現しているだけなのですか? また、コーラスエフェクトというのは違う周波数の音を重ねるのではなく、フィードバックをかけずに短くかけたディレイと全く同じで、ただ音を繰り返しているだけなのでしょうか? 「揺れ」とはなんでしょう? ちなみにフェイザーエフェクトは周波数の違いでうねりを生み出しているのでしょうか?

  • jaham
  • ベストアンサー率21% (215/1015)
回答No.1

質問は CD等の音楽のディジタル録音そのものです ただし コンマ何秒ではなく十万分の1秒以下のレベルのことです サンプリング定理や音響スペクトル・FFT等を勉強してください

noname#180307
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、録音とはサンプリング周波数によって音を細分化してそれをいろんな周波数の純音を重ねることで再現しているに過ぎないということでしょうか? それと倍音以外の成分があればいくつか挙げていただきたいです。 たとえばギターの歪みなどは倍音の関係ではないのでしょうか?

関連するQ&A