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なぜ日本のサラリーマンは奴隷っぽい扱いを受けているのか
- 1.欧米のようにJob Description(職務内容)が明確でないこと。
- 2.労働は美徳という考えに基づき、長時間働くことがあたかも素晴らしいことのように錯覚している人が多いこと。
- 3.1にも関連するが基本として集団主義を取るため個人の仕事が終わったからと言って早く切り上げることはタブー視される傾向が強く結果いつまでもダラダラと残業をする。
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日本の労働者は自分の意思で行動せず周りの空気に流されて長時間労働をしているのではないか、ということかい。そうだとすれば、少なくない労働者について、そういう側面は否めないだろう。ただ、会社や労働者個人によって強弱が大きいだろう。 「奴隷っぽい扱い」は非常に抽象的かつ刺激的な評価だな。このような表現をすると、疑問質問の趣旨を取り違え奴隷との相違点を羅列する反駁が出てきて、議論が思ったように進まないことがある。現に、そのような回答があるだろ? さて、職務内容の不明瞭さについては、根底にあるのは助け合いの精神だ。他の人の領域と思われるところまで少しだけ手を伸ばすと、ものごとが円滑に進む。それを肌身で知っているからだろう。なぜなら、境界はあいまいなものだからな。特に仕事のような物理的存在でなく観念的要素の強いものは、お互い境界線と思っている部分が異なることが多い。重複もあれば空白もあって、ここを不明瞭にしておけば、重複や空白の調整で立ち止まることなく仕事が進むよな。日本はそれを重視しているってこった。 長時間労働を美徳とするのは、近年でいえば、それで経済的に成功したからだろう。成功体験を肯定するのは人間の性だと思わないかい。経済重視の思考が背後にあることも見落としてはならないだろう。 ダラダラ残業については、確かにそのような企業は少なからずある。ただこれは、企業風土が大きい。この点を多数派とし一般化するのはちょっと危ういと思うぜ。 1~3はいずれも、あなたの意見を支える前提だよな。それらの前提が正しいかどうかの検証をしてはどうだろうか。1は、米国企業や欧州でも多国籍企業ならそのようにいえそうだが、ドイツ・スペインなどヨーロッパの多くの国について俺はそこまでの話を目にしたことがない。2は、統計上残業を許容する回答が少なくないのは確かなようだが、「素晴らしい」とする回答が「多い」ことを示す有意なデータはあるのだろうか。3も同様で、「タブー視される傾向が強く」現れた有意なデータはあるのだろうか。データがなければ、「多い」という印象で論を進めるのは危険だ。 それから、他の回答について少し。 「世界の労働者の多くは奴隷でしょう。」に対しては、そのように論じたマルクスが少なからぬ人に影響を与えた事実を知らないか、記憶が自己の体験に矮小化されてすっかり抜け落ちているのだろう。「労働者は奴隷」との考え方は古くから根強く存在する。 「私はこれまで複数の会社で勤務しましたが~社員は結構幸せに見えます。」に対しては、質問者は総論で語ろうとしているところ、自己の体験を持ち出して各論で論じようとしている。「多くの会社」というが日本に何百万もあると言われている「会社」のうち何割を知っているというのだろうか。たかが0コンマ0何%を知っているとして、それは有意なデータなのだろうか。いい年になっても論証のお作法すら知らないのだろうか。 まして、サービス残業や労働基準法遵法は質問の趣旨と異なる的外れな話でしかない。奴隷かどうかが質問の趣旨でないことは、いい年の大人なら本来読み取ってしかるべきだろう。
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- yosifuji20
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「日本のサラリーマンは奴隷っぽい扱いを受け」ているとお考えでしょうか。 あなたの周辺はそういう人達ばかりなのでしょうか。 それでその人達は非常に不幸に思っている人なのでしょうか。ちなみに貴方のお父さんはそういうことでしょうか。 私はもう現役引退の身分ですが、このようなステロタイプの見方はどうも納得できません。 先ず貴方の家庭がどのような環境かはわかりせんが、少なくとも60年前の戦後の破壊された状況から世界有数の生活水準まで来てことは事実です。 そのときに日本には優れた人材以外の資源は殆ど無かったというのも事実です。と言うことはそれを生かすしか日本の再生の道は無かったということです。 私は高度成長期に新入社員でしたから、まだ土曜日もフルに勤務する時代でした。だからと言ってそれを不幸とも思わず、明日の自分のために働いたと言うこともその通りです。これが奴隷と言うのであれば、世界の労働者の多くは奴隷でしょう。 ちなみに私は多くの発展途上国にも行きましたが、そこでは確かにのんびりした生活があることも事実ですが、一方で平均的日本人には耐えられない生活水準であることも事実です。彼らの多くはいつかは日本並みの生活をしたいと言っています。 それでも日本人の労働者の多くは奴隷でしょうか。 私はこれまで複数の会社で勤務しましたが、1社を除いてはサービス残業はなく、仕事が無ければ定時で帰りました。少なくとも私の経験上は奴隷と言うことはありません。また私の知っている多くの会社(非上場企業も含む)でもサービス残業がゼロとは言いませんが、奴隷状態とはとてもいえない待遇で、社員は結構幸せに見えます。 また日本人の労働と雇用について下記のサイトに興味深い記事があります。 これをお読みになってもそう思われるかは貴方の自由ですが、少なくとも欧米のエリートサラリーマンは日本の奴隷以上の勤務のようですよ。 海老原嗣生氏に聞く「日本の雇用」(前編) http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20121031/238856/?leaf_ra
お礼
現役を引退されている方は申し訳ないですが回答者として不適格です。 あなたの世代は口を揃えていいます。「昔はよかった。」と。実際、戦後何もない状態から世界有数の経済大国になっていく有様を 目の当たりにしていれば仕事のやりがいも格段に違うことでしょう。不幸に思わなかった理由もそれでしょう。 私もそのような時代を羨ましいなと思います。もうひとつあなたの世代はどうしても過去にすがる傾向が強く残業などを神格化して語るので話がかみ合いません。 あなたはワタミでの過労自殺やギョウザの王将での洗脳教育をどう思われますか? それでも上記のような呑気なことをいいますか?
- toteccorp
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日本の良いところでもあると思います。 それで成長してきた。 今は労働者を過剰に保護しすぎている。 本当に嫌なら辞めればよい。 社員はいつでもやめることができるが、企業は簡単に辞めさせることができない不公平な状況です。
お礼
それは違うと思うよ、ハッキリと。今でもサビ残(だけならまだしも)や過労死が問題になっているじゃん。 企業だって簡単にやめさせることができないからもっと陰湿な行動 追い出し部屋をつくったりして精神的に追い詰めたりするんでしょ。 通常、本当に嫌ならやめればいい論理でいくと使用者の方が優越的な地位を濫用しやすい立場にあるわけ。だから労働者を保護する必要があるの。もっと勉強しなさい!!
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お礼
諭されるにしても非常に説得力が高かったです。ありがとうございました。