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なぜ日本は残業が多いのですか?

素朴な疑問です。 私が知る限り、欧米先進国では一般的に残業がなく(少なく)、休みも取りやすいようです。 他の先進国ではそのようにして成り立っていっているのに、なぜ日本はここまで労働時間が多くないとやっていけていないのでしょうか? 日本人の労働効率が悪いともあまり思えませんし…(むしろ他と比べても効率は良いのではないかと思えます)。 専門的な回答はもちろんのこと、「(自信はないけど)自分はこう思う」という意見も聞かせてくだされば嬉しいです。

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  • ke-ke
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回答No.9

自分の感じたことですが、 業種にもよると思いますが、 1.残業することを美徳と考える風潮がある。 2.全体的に非効率である。 と思っています。 1についてはすでに色々書かれていますので割愛します。 2について、これは組織の重さに起因すること、社内文書の多さなどの社内習慣的に起因するもの、ツールの貧弱さによるもの、あと多くの日本企業が売りにしている新製品のサイクルの速さ、短納期、きめの細かい対応、等々の経営方針によるもの、があるかと思います。 まあこれらについては、一概に日本企業だけが劣っているわけではなく、同様の方針で商売している外国企業もあります。 ただ大きな違いは、日本企業は非効率な部分をカバーするために、1に甘えて従業員に残業を強いる事を前提と考えているところかと思います。 短納期に対応するならば、対応できるツールを入れる、人を増やす、個別対応的な手間のかかる対応をやめる、等々が普通(外国企業の)の感覚と思いますが。 外国企業から転職してきた外国人従業員が、お前らこれだけ働いて(外国企業と同等の)アウトプットを出していたらすごい利益が出ているはずなのに、なんでこんなに儲かっていないんだ?って笑っていました。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます(お礼が遅くなりまして申し訳ありません) 労働効率の悪さの具体的内容、外国との違いがよく分かりました。 だから納期が決められている仕事が残業が多いのですね。 >お前らこれだけ働いて(外国企業と同等の)アウトプットを出していたら >すごい利益が出ているはずなのに、 >なんでこんなに儲かっていないんだ? これがまさに私がこの質問をした最大の疑問でした。

その他の回答 (9)

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.10

まず上司・同僚が残っているのに自分だけ帰るのに心理的抵抗があります。仕事の不均衡に対して横並び意識があるので、最も遅い人に合わせて、皆が残業というパターンになり、終わった後で一杯があるので、その場に参加しないと欠席裁判になる恐れがあります。 次に積極的に残業をする理由として、過去に多かったのは競争意識、現在多いのはリストラ恐怖症があります。 個人的要因以外の問題としては「本音と建前」があり、法律や取り決めがあっても、実際には上位者に有利な様に取り計らい、「長いものには巻かれろ」という意識があります。 「法定速度」で「法定積載量」を「労働基準法」を守って運ぶ運送業者が存在しない事は常識であっても、事故が合った時は当事者だけが責められ、知っていてさせていた荷主は責任を負いません。 それと同じ事が、職場でも行われています。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます(お礼が遅くなりまして申し訳ありません) 私もお先に失礼する時はとても申し訳ない気がしました。 たとえ残業代がしっかり出されていても、です。 日本人的気質は、労働ということに限っては あまり良くないような気がします。 >「法定速度」で「法定積載量」を「労働基準法」を守って >運ぶ運送業者が存在しない事は常識であっても、 >事故が合った時は当事者だけが責められ、 >知っていてさせていた荷主は責任を負いません。 横に逸れてしまって申し訳ないのですが… 長距離トラック運転手の実態を何度かTVで観たことがあるのですが、 本当に酷いものでした。 そういう仕事をする人がいるからこそ、物質社会が成り立っているのに もっと(せめてもう少しは)優遇されるべきだと強く感じます。 でも、それは他の普通の職場のどす黒いところが顕著に見えただけ、 ということなのかもしれませんね。

回答No.8

昔の日本人は「勤勉」が美徳とされていたからだと思います。とにかく、集団で猛烈に働くことが評価の第一だったのです。 今はあまりそういうことがなくなってきましたよね。考え方も変わりました。 また、労働基準法といった法改正も大きいでしょう。残業に関してはあるとはいえ、週48時間時代と週40時間時代では年換算で総労働時間でいうと、400時間以上違います。 統計上も今の日本の労働時間は平均ではそれほど長いとは言えなくなっていると思います。しかし、その名残というべきか、また、格差社会というべきか、昔の名残、あるいは特定の人だけに負担が行っている結果、長時間労働をしている人は徹底的に長いし、そうでない人は全くない(働きたくてもない)というのが実情でしょう。 公務員の話が出てますが、公務員もピンキリで、霞ヶ関の人とかだと1週間ぶっ続けという人もいますから、結局民間とそれほど変わらないでしょうね。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます(お礼が遅くなり、申し訳ありません) かつては「“猛烈に”長時間働く」ことによって著しく発展したが、 今は「“それなりに”長時間働く」ことによって、それなりを維持している、 といったところなのでしょうか。 >長時間労働をしている人は徹底的に長いし、 >そうでない人は全くない(働きたくてもない) 先日のNHK「ワーキング・プア 働く貧困層」という番組を思い出しました。 働きたくても仕事が無い、まさにそれでした。 よく「公務員は楽をしている」と聞きますが、 これも一概には言えないようですよね。

  • hilo
  • ベストアンサー率31% (67/212)
回答No.7

hunichi 様、こんにちは。 根拠を示さず自分の感じたことを記入いたします。 他の方がおっしゃっていることも含んだ上でも、自分は 日本人個々の持つ資質として「労働効率」はとても悪いと感じています。 多くの生産業などについては、勿論高い効率を求めていますし、そのような結果になっているように見えますが、それでいて最大効率を追求し、高品質のものが出来たと思って、「あら、いわゆる欠陥だった」となれば、その欠陥を修復することを視野に入れた上で「効率」を語らなければなりません。 農業においては、もっと分かりやすいです。何年か前に日本は「先進11か国中11位」であるという資料を見たことがあります。いくら機械化が進んでいる日本においても、やはり決して効率は良くないようですよ。 また、よく言われる「会議」に焦点を合わせてみると顕著かもしれません。だらだらと長いこと話してみたり、場がシーンとなって皆が考え込んでしまったり。一向に効率よく議論が進みません。 これも日本の特徴のうちのひとつ、のような気がします。 「残業」につきましてはこれまでの日本特有の文化の一部だと思います。 それが社会背景にあるので、おいそれとは是正されないと感じています。 長い月日をへて、徐々に変わっていくかもしれません。 失礼しました。

hunichi
質問者

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回答ありがとうございます(お礼が遅くなり、申し訳ありません) 私が最も疑問に感じたことは、 「そんなに労働効率が悪いの?だとしたらどこが?」 ということなのですが、 効率良く思えていたのですが、実はそうでもないみたいですね。 農業は自給率のみならず、効率においても最下位とは…驚きました。 ただ、抗生剤、農薬、肉骨粉などは効率を重要視してきた結果ですから、 生き物相手に関しては、効率を重視しすぎるのもどうか…とは思います。 (その資料に対して見当違いな意見でしたらすみません) 会議は本当にダラダラですよね^^; 議会、裁判にしてもダラダラダラダラですし、 本当に何とかならないものでしょうかね。

  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.6

金で仕事をすると考える人が少ないためではないでしょうか。アメリカや中国が代表的で、同じ仕事で少しでも賃金が高ければ、すぐにその会社をやめて他社へ移ってしまいます。 しかし日本の場合はその会社で仕事をがんばり、会社も人との繋がりやチームワークでその企業の利益をあげる事で成果としての報酬を得ると考えるのが一般的です。これが日本人の仕事好きといわれるゆえんなのでしょう。 アメリカや主に西洋では経営者と労働者は基本的に対立する存在であって協調する事はごくまれです(もちろん小さな家族経営的なところはいっぱいありますが、ある程度の規模になるとまずそれはありません)。だから日本のようにサービス残業をしてくれる社員などほとんどいません。基本的には雇われて労働をしてあげているのだから、それに見合った賃金を経営者は支払え、という姿勢です。 ところが日本は「仕事をしなければ給与も何も、会社がなくなってしまっては意味がない」と考えるので必死で仕事をして何百時間ものサービス残業をして、会社のためにがんばってしまいます。これで最悪の場合経営者がそこに胡坐をかいて、社員の犠牲の下に会社が存続し、幹部が名目の元に高給取りになっている場合です。 一方で、仕事などを中心にした集団として、仕事をするからこそチームワークも生まれるし、企業が少し傾いたからといって簡単には首切りも行わないし、簡単にリストラを行うと社会的な批判にもさらされるという社会背景というのも生まれます。 アメリカなどでは労働に見合った、時間に見合った、お金の支払いがなければ裁判になりますが、日本の場合はリストラなどの雇用を奪うと社会的に批判されたり、労働者団体から圧力がかかったりするという感じです。 それでも10年以上つづいた不況という事情もあり、リストラされなかった社員は大きく社会的に守られ、その分の費用負担が、契約社員やパート、アルバイトという安い労働力でカバーされるという極めて歪んだ図式になって来ている様ですが。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます(お礼が遅くなりましてすみません) 「まず会社ありき」という体質は、長引く不景気でリストラなど 労働者が会社に裏切られることが当然のようになった今でも 根強く残っていると感じます。 会社ありき、が大事な面もあるのでしょうけどね。。。 >最悪の場合経営者がそこに胡坐をかいて、 >社員の犠牲の下に会社が存続し、 >幹部が名目の元に高給取りになっている つい最近こんな言葉を目にしました。 「日本人をしゃべらせ、インド人をだまらせるのが優秀な(国連)議長だ」 外交以前に、日本人はまず国内で 物申せられるようにならないといけないな、と強く感じました。 >極めて歪んだ図式になって来ている 本当にその通りですね。。。

  • S202
  • ベストアンサー率26% (5/19)
回答No.5

日本の風潮として、遅くまで仕事をやっている人=仕事をがんばっている人という認識があるからではないでしょうか? 特に40代以上の人は「若いころは・・・」などという感じで過去自分がやってきたことを若い社員にも強要してきます。おかげで、私にもその風潮が根付いています。(ちなみに20代半ばです。) 日本人の悪い癖で過去を現在と結びつけて考えてしまい、新しい風潮を取り入れないということから残業が多くなってしまうのでしょう。 ちなみに、私は4月にSEになったばかりですがここ一ヶ月は一日16時間労働で休みなしで残業手当なしという環境です。給与も高卒初任給と言ったあたりでしょうか。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます(お礼が遅くなりましてすみません) >遅くまで仕事をやっている人=仕事をがんばっている人という認識 それは大いにありますよね。 「「お先に失礼!」する技術」という本が“わざわざ”出版されるように、 日本では残業している人を尻目に帰りにくい環境だと感じます。 もともと日本人には頑固気質が強いみたいですから、 新しい風潮が取り入れられるには もう少し時間がかかるのでしょうかね。。。

  • yan96
  • ベストアンサー率34% (66/190)
回答No.4

職種によると思います。 私は基板の設計者なのですが、効率が悪いのではなく、 製品の発売サイクルが短く、試作・量産するまでの期間が短く 納期が短いので残業するしかないのです。 納期に追われる仕事は残業が多いと思います。 開発・設計・プログラマーなどが代表的ではないでしょうか。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます。 職種によるということ、納得です。 そう言えば納期がある仕事は残業が多いですね。 SEの友だちはすごく波があると言っていました。 No.1の方の補足に 主人の勤務実態を書いたのですが、 納期が無い(全く無い、というわけでもないのかな?)開発なので、 比較的自由にできるみたいです。

  • mitsuruw
  • ベストアンサー率14% (119/806)
回答No.3

No.1の方の言うとおりだと思います。 マイクロソフトの創世期にはビルゲイツ以下スタッフが何日も泊り込んで仕事をしたと言うことを聞いたことが在ります。 必ずしも国民性の問題ばかりではないのではないですか。 5時終業の公務員は4時45分から帰り支度をしている人も見かけると言うことですから。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます。 マイクロソフトはそのような努力をしてきたのですね。 やはりそれ相応の努力をしないと 結果は出ない…ということなのでしょうね。 何となくプロジェクトXが脳裏をよぎりました。 モチベーションが低い人、 低くてもそれなりにやっていける働き口もあるのですし、 やはりそれぞれ、ということでしょうね。

noname#22222
noname#22222
回答No.2

社会的後進性が背景にあると思います。 ある面では、日本においては、遅れた考え、遅れた慣習が支配的です。 日本の電気関係のトップメーカーでも月100時間を越える残業が常態化しています。 もちろん、大概が、サービス残業です。 私も、10数年、そのような生活を送ってきました。 「企業利益が従業員の健康や権利に優先する」-こういう実態があります。 なお、「家族と個人の為に働く」-ヨーロッパでは、かなり、一般的かと思います。 また、「可能な限り努力する」-アメリカでは、こういう仕事戦士も珍しくないと思います。 All for one, one for all! まだまだ、こういう先進的な社会への移行は先と思っています。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます。 「企業利益が従業員の健康や権利に優先する」 まさにその通りだと思います。 「家族と個人のために働く」 日本の労働者の考え方近年こちらに移行してきている気がしますが、 いかんせん社会・企業の体制がついていっていない気がします。 あまり個人の権利を強調し過ぎても それはそれで良くないとは思うのですが、 もうちょっとなぁ、と感じずにはいられません、

  • s-_-
  • ベストアンサー率25% (133/515)
回答No.1

日本はもうそんなに働いていませんよ。 労働時間の多い国 (単位:1年あたりの労働時間  出典:国際労働機関【ILO】2000年) 韓国 2474  チェコ 2092  米国 1979  メキシコ 1887  オーストラリア 1860  日本 1842 カナダ 1769  英国 1720  ブラジル 1689  ドイツ 1480  上記の通りですから諸外国とさほど変わりません。 きっちり8時間労働で週休2日という人も多いですが残業が多く休みもほとんど取れない人もいますので両極端になってきていますので残業が多い人を知ってる人は外国に比べて働きすぎだと思ってしまうのではないでしょうか。

hunichi
質問者

補足

回答ありがとうございます。 お恥ずかしながら、その統計は知りませんでした。 ちゃんと調べてから発言すべきだったと、 ちょっぴり恥ずかしいです…。 韓国は飛びぬけているのですね! 学歴志向も物凄いようですし、 日本はいつ追い抜かれることやら…。 ちなみに私の主人は… ノー残業デーがあり、月残業時間は20時間まで、 土日しっかり休みで有給が取りやすい環境です。 でも周りの友だちや、友だちのご主人は すごく労働時間が長いです。 やはり、両極端なのですね。

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