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サイバネティクス
家族心理学でサイバネティクスという言葉がありました。 しかし、本を読んでもサイバネティクスってなんだという具合にその意味がよく解りません。 知っている方がいましたら、平易な言葉での説明お願いします。
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心理学に応用されるサイバネティクスの意味はわかりませんが。サイバネティクスの一番単純な例なら40年ほど前に知りました。 今は珍しくなってしまったレコードプレーヤーですが、その回転数を自動的・瞬時的に正確に制御するために応用されました。 具体的には回転するターンテーブルに小型の回転測定用発電機をつけます。そうしますとターンテーブルの回転数が上がれば発電機の電圧が上がります。下がれば電圧は下がります。 そこで、その電圧を関知する装置をターンテーブルを回すメインの駆動部分にとつないでおき、ターンテーブルの発電機から送られてくる電圧が上がれば、ターンテーブルを回すモーターの電圧を下げ、逆に電圧が下がれば、ターンテーブルを回すモーターの電圧を上げるようにしておきます。これによって一定の幅でターンテーブルの回転数は自動的に一定速に制御されます。 この場合、ターンテーブルからの電圧を関知して、ターンテーブルを制御する場合「フィードバックシステムがある」と表現します 一般化すると、「主体」と「対象」の関係において、対象から帰ってくる反応に応じて、主体が対象への働きかけを変化させる(フィードバック)こと、と定義できます。 サイバネティクスで検索するよりフィードバックで検索した方がわかりやすいと思います。以下検索からの 抜粋です ☆一般的定義 まず、入出力を持ち、入力に対してある操作を行ったものを出力とする系を考える。このとき、その出力が入力や操作に影響を与えるしくみがあるとき、これをフィードバックという。 ☆ビジネス用語としてのフィードバック 結果情報の伝達。結果に加え、行動の反省や結果を導くための計画立案などの情報も含まれる。 ☆心理学におけるフィードバック 一般的に、褒める、称賛するなど効果的に作用する働きかけを正のフィードバック、けなす、否定するなど反対の働きかけとなるのが負のフィードバックと表現するケースが多いが、これは本来「フィードバック」の機能として持っている円環性や回路の意がくまれていない。 よって、上記については、正のストロークと負のストロークと表現される方が実態に即している。
お礼
わかりやすく説明してくださって本当に有り難うございました。