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「安心」って? 「不安」って?
続けての質問ですみません。 哲学的な意味や心理学的な意味ではなく、単純純粋に言葉として「安心」と「不安」を子供に説明するとき、どうするとよいでしょうか? といいますのも、広辞苑で調べると、 『安心とは、不安の反対』 と書かれており、次に不安を調べると、 『不安とは、安心の反対』 と、まるで漫才みたいな説明しかなされていません。 きちんと、言葉そのものを説明してくれている本、辞書はあるのでしょうか。 アドバイスをお願いいたします。
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こんにちわ(/は)。 文字の成り立ちから説明するのはいかがでしょうか。学齢期の子供さんじゃないと難しいかもしれませんが、一応。 安心の安は、ウ冠の中に女子が静かに佇(たたず)んでいることを表します。ひざまずいて座っています。分類上会意文字になっています。 "ウ冠"は"家"を表します。すなわち、女子が家の中に静かに佇んでいられるということは平穏無事で静かなことを意味します。 "心"は、人の心臓を表す象形文字です。すなわち、命(いのち)のことです。 したがって、"安心"とは、いのち(心)に何も心配事が無く落ち着いていることを表します。 不安は、不安心の略形ですね。 不は否定を表す言葉です。 したがって、"不安"とは、いのち(心)に心配事が有って落ち着かないことを表します。 絵に描いて説明する方法もありますね。悪魔や病気や狼から身を守るために家の中に座っている優しいお姉さんの心は平穏無事である。家の外にいる優しいお姉さんは悪魔や病気や狼から身を守ることができなくて心が平穏無事ではない。 漢字語源字典・字源字典のたぐいが役に立つと思いますが(^^♪。
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はーあぁ・・・・。 もうほんと、ちゃんと「子供に説明する」って書いてください。質問文に。 知りたいことと質問文がぜんぜん違うじゃありませんか?え? 子供に説明するなら、辞書の説明なんて何の意味もない。 子供は、抽象概念を理解しません。 ことばとは、事象(具象)を抽象として取り出すものです。 ここまでの文章の意味がわからなければ、以下だけを読んでください。 --- (水を入れたコップをみせて) 「このコップの中の水が、○○ちゃんの気持ちだとするでしょ」 「いつもと違うことがなければ、こうやって、水は動かないでしょ?」 「このときが、安心っていうこと」 (コップを揺らせて見せて) 「コップが揺れたりすると、水に波ができるでしょ?」 「これが不安っていうこと」 --- あとは自分で考えてください。
お礼
説明下手だすみません。 子供に説明するとき・・・と、書いたので、それで判っていただけると勝手に解釈してしまいました。 何度も、ありがとうございます。
>まるで漫才みたいな説明しかなされていません。 >言葉そのものを説明してくれている本、辞書はあるのでしょうか。 同じような疑問を、私もずっと抱いていました。 その後、言語学をかじるようになって得た結論は、 「そういう辞書はあり得ない」 ということです。 言語学の理論によると、「ことばの定義は文脈によってのみ決定される。」ということになっています。ことば一つをポンッと取り出しても意味は決まらないのですね。ですから、辞書の記述は ・同義語や類義語による言い換え ・「(そのことばの反対語)ではない状態」 ・用例 にならざるを得ないので、質問者様の要求はないものねだりになってしまうわけです。 ですから、No.6の方のおっしゃるように、子供に分かりやすい用例を複数あげて説明されるのが一番よいと思います。 「明日運動会なのに、天気予報は雨って言ってる。大丈夫かなあ。ドキドキ」=不安 など。
お礼
ありがとうございます。 やはり、言葉で説明するとなると、類語を使っての説明になるわけですね。 もしかしたら、言葉を、類語を使用せずに説明している辞書というのか、本があればと思ったのです。 言語学まで学ばれての結論(アドバイス)ですから、辞書の類はあきらめます。 おっしゃられるように、用例を通しての説明を中心に行いたいと思います。 ありがとうございました。
No2です。 子供の年齢などが分からないので第三者が説明するには 限度があります。10歳以下の子供なら辞書的説明は役に立たないでしょうね。 白色を知らない子供に辞書的な説明は不要です。 例えば白いハンカチと赤いハンカチを見せて、これが赤色、これが白色と教えると思います。 同様に不安、安心という単語の意味は例文で教える方が いいでしょう。それが出来るのは質問者さんだけだと思います。回答者はその子供がどの程度の語彙を知っているのか分かりませんから。
お礼
ありがとうございます。 相手は、小学6年生です。 実例での説明というのは伝えやすそうです。 試してみます。 回答、ありがとうございます。
>>「安らか」を調べると「安心なこと」と出てきますので、説明になっていないので困ります。 本当に広辞苑? やす‐らか【安らか】 (1)おだやかで無事なさま。安穏。 (2)ゆったりとして気楽なさま。 (3)心にかかることのないさま。安心できるさま。 (4)たやすいさま。やすやす。 以上、広辞苑第5版より引用。ただし、文献に関する記述は省略。 説明しているじゃないですか。 「おだやか」「なにごともない」「ゆったり」「こころにかかることがない」 って。 私が書いたとおり「心が波立っていないこと」だって、説明しているでしょ? どうしても、一部分だけをとりあげて「説明になっていない」っていいたいのなら、どんな辞書を使ったって同じ結果です。
お礼
ありがとうございます。 (3)に、安心という言葉が出てきます。 説明になっていないというか、追求していくと、同意語を使って書かれているだけになっているため、結局のところ判らないんです。 決して、揚げ足取りでないのです。 といいますのも、「穏やかなさま」や「気楽なさま」を調べていくと、回りまわって「安心」という言葉が出てきます。「安らか」を調べていっても同じです。 Aという言葉を説明するとき、同意語を使っての説明があると、次に、その同意語を調べることになると思うんです。なぜなら、最初のAという言葉を調べたいわけですから、同意語では説明にならないというか、理解できないからです。 AとはBだよ。BとはCだよ。CとはAだよ。 という説明の方法だと、AはAだよといっているのと同じであって、子供が??? となってしまうようです。 子供に納得できるようにというのが無理なのかとも思いますが、同意語を使わないでの説明自体が無理なのかもしれません。 回答、ありがとうございます。
広辞苑でもちゃんと説明していると思います。 安心=「安らか」 不安=「落ち着かない」 と。 なお、辞書の記述の引用は、著作権法に抵触しません(辞書以外の「引用」も実は同様だと思います。ただし、「引用」の範囲を超えれば当然違法)から、以下に引用します(第5版より)。 あん‐しん【安心・安神】 心配・不安がなくて、心が安らぐこと。また、安らかなこと。「それなら―だ」「まだ―できない」「親を―させる」 ふ‐あん【不安】 (1)安心のできないこと。気がかりなさま。心配。不安心。「―な一夜を過す」 (2)<省略> まさに「安心」と「不安」は心の安定の「+」と「-」を指す言葉、正反対の言葉です。あるいは「心がどの程度波立っているか」ということでもありますね。 No1さんやNo2さんの提示されている辞書にも、このような説明がされていると、私は解釈しました。 以下余談。 辞書は、単語ひとつひとつで説明をするので、どうしても、そういう「漫才」みたいな気持ちになってしまうのだと思います。 二つの記述を辞書の利用者が並べて比較をすれば、二つの言葉の違いというのは、理解できると思います。 もっとも、広辞苑という辞書は、必ずしも質の高い辞書でもありませんし、人気がある辞書、ということだともいえます。 ご質問は、もしかしたら「広辞苑なんていや。他にまともな辞書はないの」という意味をこめていらっしゃったのだったら、この私の回答は何の意味もありませんね。
お礼
ありがとうございます。 ただ、No.2さんへのお礼でも書かせていただきましたが、「安らか」を調べると「安心なこと」と出てきますので、説明になっていないので困ります。 辞書では、不安の説明のために「安心」という言葉を使っています。つまり、説明できていないわけです。 広辞苑自体の否定はしていません。単純に、説明している本や辞書があれば助かるという想いです。 「心が、どの程度波立っているか」 というのは巧いなあと感心しました。
小中学生向けの国語辞典にうまく説明があると思います。 不安 心配で心が落ち着かないこと 「明日の発表会でうまくやれるかどうか不安だ」 「初めて飛行機にのるので少し不安だ」 安心 なにも心配することがなく心が落ち着いていること 「明日の発表会にはママが来てくれるので安心だ」 「明日の遠足はママも一緒だから安心だ」
お礼
ありがとうございます。 ただ、「心配」を調べると「不安なこと」と出ています。そのため、説明になっていないので困っています。 「心が落ち着く」も同様で、調べると「安心なこと」となっています。そのため、説明できずに困っています。 Aは、Bの状態です。 じゃあ、Bってなに? それは、Aの状態です。 ??? そんな感じです。
- feretto_usako
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ネット上でもすぐに見つかります。 http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%b0%c2%bf%b4&stype=0 http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%C9%D4%B0%C2&stype=0&dtype=2
お礼
ありがとうございます。 調べてみましたが、不安を説明するのに「安心」という言葉が出ていました。 結局、説明できていないと思うのですが。
お礼
ありがとうございます。 「安心」と「不安」を説明するのに、反対の言葉を使っていないので納得できました。 命の心配事ですね。 確かに、怖いというか、不安になります。(^^;