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前置詞が続いていることについての疑問
They rated the land as worth $10,000.(彼らはその土地を1万ドルと評価した) これを見て思ったのですが、なぜas worth というように前置詞が連続しているのでしょうか? 前置詞が連続することはよくあることなのでしょうか?よく分からないので、文法の解説お願いします。
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- googoo1956
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>前置詞が連続することはよくあることなのでしょうか? 確かに前置詞の「as」の後に前置詞の「worth」が続くのを奇異に感じるのももっともなことです。(もし「worth」が形容詞だとしても「as」の後に形容詞が続くことに疑問を抱くことはもっともなことです。) この場合、「as」の後に「being」が省略されていると考えると理解しやすいのではないかと思います。前置詞の後に「動名詞」が続くことはありうることだからです。 They rated the land as (being) worth $10,000. 「rate A as (being) B」で「AをB(である)と評価する」という意味を表します。 なお、「worth」の品詞については、下記の on line 辞書(「LDOCE」)にあるように「preposition(前置詞)」だと考えるのが良いでしょう。 http://www.ldoceonline.com/dictionary/worth_1 同じ前置詞の「above」にも同じように「be動詞」の後に置かれて動名詞が続く用法があります。 She is not above reading her own poems. お尋ねの英文の日本語は「彼らはその土地を10000ドルの価値(がある)と評価した。」となりそうです。ご参考になれば・・・。
- wind-sky-wind
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ここが本当に文法を理解している人とそうでない人との違いです。 ここの as は「~として」的な as であり,「~のように」とは違います。 「~のように」は比較構文の as as でもわかるように, as の後には省略構造によってさまざまなものがきます。 今回の as は「~として」であり,補語的な as C で形容詞が可。 そして,worth はやはり,本来は「目的語をとる形容詞」 これがわからないと本当の理解はできません。 about とか over なんかと同じ感覚で worth 値段をみたら全然だめ。 意味的にも,be 動詞の後にくることからも, 本来,叙述的な形容詞であり,目的語をとる。 like の後がなんでもありになっているのは like が as と同じ接続詞で用いられるようになり, やはり省略構造が成り立っているからです。 like もやはり,「似ている」という形容詞が出発。 そういう意味で worth と like は共通。 とにかく,歴史的には like も目的語をとる形容詞。 それが正しい理解です。
- wind-sky-wind
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ざっといろいろ辞書を見ましたが,こういう worth を前置詞としているのは ジーニアスとウィズダムくらいでしょうか。 ただ,半数以上でどちらとも取れるとあります。 1つに目的語をとる形容詞というのが現代英語では例外的。 like なんかも意味的には similar/same のような形容詞ですが, like ~で「~に似ている」と目的語をとる。 #2 で申し上げたように,sing like a bird などとなると, 完全に前置詞となっています。 near も「近い」という通り,本来形容詞。 ただ,「~に近い」と目的語をとる。 これも live near the school などとなると,完全に前置詞。 だから,形容詞としての near は near to ~のような 別の前置詞 to と併用することで生き残るにとどまっています。 ただ,worth はその意味からも,なかなか副詞的な前置詞句にはなりにくい。 そういう意味では,目的語をとる形容詞の中でも, その形容詞としての地位を強く残していると言えるでしょう。 あとは,この as は as C ともいうべき,補語的な役割を果たすので, 形容詞が可,とあらためて説明しておきます。 いかがですか,目的語をとる形容詞というのはおわかりでしょうか。 言うまでもなく,a tall boy のような名詞を修飾する形容詞 こういう形容詞+名詞というのとは全く別です。 現代の理屈としては目的語をとる形容詞というのはやはりなじまず, 前置詞とするジーニアスの立場も理解できます。
- Him-hymn
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inやonやtoという前置詞を2つ連続させて使うことはできません。ですから、英語ではinto, ontoという前置詞が存在します。 しかし、だからと言って前置詞を2つつなげてはいけないというルールはありません。 He will be back in about ten minutes. It costs at around 10,000 yen. They sell it at over 20,000 dollars. こういう数値・数字を「ぐらい」「以上」みたいなときは2つつなげてつかえます。worthも数字に使う前置詞として、このような例に準じた使い方が可能です。 They rated the land as wroth $10,000. = They rated the land at $10,000. ということになります。しかし実は以上の説明は、誤魔化し気味の答です。 視点を変えますと、asという単語の使い方と考える方が本質的な答がでます。 実は、likeやasはくせ者で、一応前置詞ともとれるが実は普通の前置詞と性質が違うという部分があります。 He swims like a fish. He swims like fish do. He swam in the space like in the water. 一応文法家はこれらのlikeの品詞を区別しますが、しかし、likeの後は何でもありーーみたいに考えてよいと思いませんか?同様にasも何でもありっぽい感じなんです。 He swims as a fish. He swims as fish do. He swam in the space as in the water. likeと同じような使い方ができます。 この3番目の例に相当するのが、ご質問の文です。 つまり、as, likeの特殊な用法の1つというのが、本当の正解です。 このasは副詞と考えてよいと思います。 as against as compared with as opposed to などなど、asの後に前置詞を使うことがいろいろあるのです。 以上、よろしいでしょうか?
- wind-sky-wind
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こういうのは私の真骨頂です。まあ他の人では無理。 worth が前置詞というのはジーニアス英和辞典を筆頭によくなされる説明です。 worth 値段 worth ~ing と名詞・動名詞がくる。 ただ,基本 be 動詞の後にくること, 意味的に「価値がある」ことから,本来は形容詞です。 そして,like, near などにも言えるのですが,目的語をとる形容詞であったのです。 そういう形容詞の目的語という考えが薄れてきて, 前置詞の目的語とするようになった。 like なども,be like ~, look like ~のように, 形容詞がくる動詞で使う用法から,sing like a bird のような 副詞的な,普通の前置詞句と同じように使われるようになりました。 そして,今回のような文の rate A as B は regard A as B が基本形で consider O C と同じような感覚で as の後には形容詞もくることができます。 consider O as C という形さえ使われるようになっています。 このように,as の後に形容詞が可。 そして,worth は本来,形容詞なので as の後にきます。 ただ,worth はどれだけの価値があるかを後に持ってくる。 これをかつては目的語をとる形容詞といい,今では前置詞とすることが多い。
- Tacosan
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うん? 「前置詞が連続してい」ますか?