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重度知的障害を持つ方の思考についてですが…
医師によりそう判断された方々は、分別(自我)以前に何らかの感情すら持たないのでしょうか。 それとも、或る人においては脳における出力機構に障害があるだけで、 入力機構や心、思考の能力は健在なのでしょうか。 もし出力機構の異常というだけなら、心の有無はどのように判断されるのでしょうか。 身体的表現に拠らずに、我々は心の有無を判断できるのでしょうか。
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そもそもな話、心理学的に言う『心』は、『外部反応』に対する反射云々です。(ざっくりいうとですが。) かつ、一口に知的障害と言っても種類によっては、『変わった人』で済むのもありますですし?(重度アスペさんとかね。) で、質問の解答。 質問の単語で説明いたしますのなら、入力機構は例え眼や耳がダメでも、心や思考回路は健在です。 んで、知的障害と言うのは、思考能力・・・計算機能とでもいいましょうか、それの回路の造りの違いや使われている言語が違い、かつ出力機構に問題があるだけで、こっちの言っていることを理解する能力はあるのです。 それが、寝たきりの知的障害者でも、です。 それに・・・ですが、俗に言うサヴァン症候群も、『重度』の知的障害に入るんですよね。 普通の人と同じ程度に会話できても、なんで微妙に質問の知的障害の定義は的外レと言えば、的外れですね。 知り合いと言うか、中学でそういう子(特別教室とはいえ、学校に通える程度の知的障害者/っても、公立かつ、卒業したかなり軽度の兄がいたらしいから結構ごりおしあったんじゃねえかと思う。)の押し込め寺とでもいうか、そうなっていた美術部なんですが、私の部長期間にもいまして。 少なくとも、こっちの言っていることを理解しているし、口頭での出力でこそ難ありますけど、読みにくいですが紙の上での発言は本気に普通です(少なくとも、PC出力したら分からない程度には。)。 かつ、彼女自身、自分の意図が伝わらないことにいら立っていました。 身体的にも少々障害ありましたしね。 少なくとも、部長として胃の痛い一年でしたで、どの程度の知的障害か察してください。 今思えば、そっちの専門学校に入れて欲しかった、とやんわりと言ってみます。 また、恐らく、質問者様が差している重度の知的障害者(ある程度の≒幼稚園程度の言語習得済み)でも、特殊な機械を介せば(脳波を分析してパソコンの画面に表示させる、とか)会話は成立します。 機械でなくても、出力の法則を規定しなおせば、カ-ド(簡単な文章を記したとか、感情を書いたようなの)できます。 ノリで言うなら、入力機構(日本語)→計算機構(思考/スワヒリ語)→出力機構(英語)で翻訳一切しないで日常生活をやらせるようなもんです。 なので、結論を言うなら、心や感情はあります。 それが、こちらに理解できない、理解しにくいだけで。 ・・・・・・と言うかですね、精神科医と詐欺師は同義だと、某大学の心理学野先生が言う程度には、詐病や誤診がありますし。 黎明期の科学みたいに、『多分、こうだからこうだろう』みたいなトコあります。 知り合い、有名クリニック@精神科/心療内科で、『統合失調症』と診断されて、別のところでセカンドオピニオン行ってみよ、で、『人格障害/パーソナリティ障害』と、風邪と診断されたと思ったら、胃潰瘍だったみたいな診断例もあります。 それに、重度知的障害と言っても、見る医者によっても、ランク?(補助金みたいなやつの目安、ですね。)が違ったりしますので、本気に曖昧模糊なのです。 解答になっているか妖しいですが、長文乱文失礼しました。
お礼
回答しづらい問いにも関わらず分かり易く噛み砕いての解説、痛み入ります。