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考えること・感じること/判断、思考~人間らしさ
わたしは、医師からアスペルガー症候群と診断があり、対人関係や感覚の問題に悩んでいます、21歳、女です。 感覚がいっぱいになりやすく、判断力・思考力を自己表現できるレベルに保っておくことがむずかしいです。 「まだら」なかんじです。 もともと自己表現はあまり得意なほうではないのに、この「まだら」なかんじが合わさり、誤解~混乱(周囲も自分も)で、身体的にも精神的にもつらくなります。誤解されやすいです。 なんかショックなことがあっても、平気な顔で作業続行できたり、緊張とかプチパニックとかになっていても、わりと傍目からは正常に見えるらしく、そういうときじぶんで「ピンチだ!」って気づければいいのですが、気づけなくて、自分で気づけないから当然表現もできなくて。 その反動?なのかぐったりしている時間が長いです。 でも、明らかな原因は思い当たらず… まわりがわたしの変な感じに気づいてくれないのは、わたしがいつも変だからでしょうか。 自力で自分の疲れにきづくにはどうしたらいいですか これは、もともとの性質に由来するものなのでしょうか それともビョーキ?だとしたら、何にあてはまりますか? 「自分で自分がわからなくなる感じ」 困っています なにが原因で思考不能になるかわからないので、不安です。 自分では、離人症とか解離だと思っています。
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アスペルガーに関しては素人ですが、関わりが深いと言われる多動症と学習障害を持つ中学生の母親です。リアルではアスペルガーの知人はいませんが、このサイトでは、過去にアスペルガーの診断を受けたという会員さん数人と、質疑で何度か遣り取りをしたことがあります。どなたも文章構成や感情表現が優れていて、それまで私が抱いていたイメージは偏見であったことに気づかされました。 アスペルガーの方は対面で話すよりも、文章の方が相手の感情を読み取りやすく、自分自身を表現するのに向いている方が多いという話をよく耳にします。 対面で話すと、相手の真意が上手く掴め無いなどで、とっさにどう反応して良いのか分からず、ズレが生じてしまうと、ここで遣り取りした方達は仰っていました。 【誤解~混乱・平気な顔?・人間らしさ】 よく、アスペルガーは空気が読めないと言われがちですが、気が付くことが全くないまま終わるのとは、悩みの性質が違いますよね。どの場面でズレが生じていたのか、どういった反応が受け入れられなかったのか後から気が付く方は多く、それ故に悩むことが多い。 アイコンタクトやボディーランゲージが苦手で、どうしても言葉の「緻密さ・確実な表現」に頼ったコミュニケーションになりがちであったり、感情が表情には出にくい等、対面では伝達手段の少なさに自分も他人も疲れてしまう。 また、記憶力が良く拘りも強いので、辛い出来事が心に焼き付きやすい。 ―― 等々、人を悩ませてしまったこと、そのことで自分を低くみて気に病むことが多いので、どうしても鬱状態(鬱病ではありませんが、鬱病予備軍と位置づけられています)を引き起こしやすくなってしまうという悪循環…そう言った話をこちらで伺ったことが幾度もあります。 質問者さんのお悩みには、これらに近いものを感じます。 ご自分で「ビョーキ?」とお書きになっていますが、酷く疲れていらっしゃる様ですが、心が壊れているとは思えません。 感じられるのは、周囲の人と穏やかに楽しく過ごしたいのに、表現したい感情を表現できないもどかしさと苦しみです。 そこからは、気遣い、人の最も人らしい心を感じます。 しかし、少なくとも鬱状態におられるのではないか…。 【まだらな感じ・自分で自分がわからなくなる感じ・ぐったりしている感じが長い】 ご質問中にある、質問者さんが自らを表現した「まだらな感じ」「自分で自分がわからなくなる感じ」とは、感じることができても、リアルタイムでは心の交流が潤滑に図れないという能力のばらつき、アスペルガーに由縁していると素人からでも言えます。「ぐったりしている感じが長い」のも、アスペルガーの孤独故です。 常に周りに合わせるのに必死で、努力、努力で疲弊しているのに、その努力が報われず、喜びを得る機会が少ないからです。 【離人症や解離】 先にも書きましたが、質問者さんには、周囲の方達との会話や心情を常に後追いししているような感じがありませんか? 同じ時代、同じ時間を生きていない様な孤独感が。 つまり、物語を読んだとき、それぞれの登場人物の感情を推測したり、共感しながら読み進めることが出来るのに、その時々に自らがわき起こった感情を読者である質問者さんが登場人物に伝えることが出来ない、それと似たような疎外感が。 これらが、「離人症や解離」といった感覚を招いているのではないでしょうか。 鬱病の症状には、「離人症や解離」と言った感覚を伴うことがあるそうなんです。 また、アスペルガーの二次障害に鬱病があるとよく言います。 ストレスから鬱病になってしまうのは避けたいものです。 ですから、ご質問文をそのまま印刷して、現在の主治医に相談なさってください。 【自力で自分の疲れに気付くには】 自力で自分の疲れに気付くことは出来なくとも、一つのことに集中し過ぎないように、無理のない予定を立てることを心掛けては如何でしょう。 アスペルガーがあると、不意の予定変更に対応するのに大変だと言います。 ですから、予定表を3パターンほど組んではどうですか。 こちらが駄目なときは、こちらに切り替えるというように。 また、日記を毎日付けるのも良いと思います。 どんなことをしていた日が最も疲れたのか、何をしていた日は心穏やかに過ごせていたのか、自分の行動パターンや癖を分析するのも、予定を立てるのに役立つと思います。 また、質問者さんは感情表現がよく描けていますので、誤解から心労を招くのを防ぐためにも、手紙やメールでコミュニケーションの不足を補うように心掛けては如何でしょうか。根を詰めたり、一方的に畳み掛ける様にメールしてしまうとマイナスなので、週に一回にするとか、回数が多くなりそうなときは、このご質問のように要領良く纏められることをお勧めします。