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漸化式
Xn+2+11Xn+1+30Xn=0 X0=X1=1 のXnを教えてください
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Xnをx_nなどと書きます. 2次方程式x^2+11x+30=0を考えます.これは和-11,積30となる2数を求めるためです. (x+5)(x+6)=0 x=-5,-6 ∴(-5)+(-6)=-11,(-5)(-6)=30 よって漸化式は次のように変形できます. x_{n+2}-{(-5)+(-6)}x_{n+1}+(-5)(-6)x_n=0 x_{n+2}-(-6)}x_{n+1}=(-5)x_{n+1}-(-5)(-6)x_n x_{n+2}+6x_{n+1}=-5(x_{n+1}+6x_n) これは数列{x_{n+1}+6x_n}が公比-5の等比数列であることをしめすので (1)x_{n+1}+6x_n=(x_1+6x_0)(-5)^n=7(-5)^n 同様にしてx_{n+2}+5x_{n+1}=-6(x_{n+1}+5x_n)となるから, (2)x_{n+1}+5x_n=(x_1+5x_0)(-6)^n=6(-6)^n (1)-(2)より x_n=7(-5)^n-6(-6)^n(答)
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- mnakauye
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こんばんは、 3項間の漸化式は、置き換えを考えて、2項間の漸化式にします。 その方法は、この式が、因数分解ができる A^2+11A+30 の 2次式のように見えますから、 A^2+11A+30 = (A+5)(A+6) =A^2+5A +6(A+5) のように、 Xn+2+5xn+1 + 6(xn+1+5Xn) = 0 と変形して、Yn=Xn+1 +5Xn とおくと、Y0=X1+5X0=6 で 予式は Yn+1 +6Yn=0 となるので、 Yn+1=(-6)Yn これで Yn は 初項Y0=6、公比 -6の等比数列 Yn=6*(-6)^n = -(-6)^(n+1) ( n=0,1,2,.....) ・・・(1) ここから、 Xn+1+5Xn= -(-6)^(n+1) ・・・(1) となるけれど、この2項間漸化式はとくのが難しい。 それで、予式を再び A^2+11A+30 = (A+5)(A+6) =A^2+6A +5(A+6) とも展開できるから、こっちをつかって、 Xn+2+6xn+1 + 5(xn+1+6Xn) = 0 と変形して、Zn=Xn+1 +6Xn とおくと、Z0=X1+6X0=7 で 予式は Zn+1 +5Zn=0 となるので、 Zn+1=(-5)Yn これで Zn は 初項Z0=7、公比 -5の等比数列 Yn=7*(-5)^n (n=0,1,2,....) ・・・・・・・(2) ここから、 Xn+1+6Xn= 7(-5)^n ・・・ (2) それで、(2)-(1) とすると、 Xn = 7(-5)^n + (-6)^(n+1) (n=0,1,2,....) X0とX1を確かめておくと、X0= 7+(-6) =1 X1=7*(-5)+(-6)^2=ー35+36 =1 この問題は、3項間漸化式の中でも、まあまあ難しいほうですかね。 ポイントは 2項間漸化式にもってくるということ。
- asuncion
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ああ、そうか。項数はゼロ始まりでしたね。 私の回答における累乗n-1は、nが正しいです。
- asuncion
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X(n+2) + 11X(n+1) + 30X(n) = 0 …… (1) X(0) = X(1) = 1 t^2 + 11t + 30 = 0という特性方程式を立てる。 (t + 5)(t + 6) = 0 t = -5, -6 よって、漸化式(1)は、下記の2とおりで表わすことができる。 X(n+2) + 5X(n+2) = -6{X(n+1) + 5X(n)} …… (2) X(n+2) + 6X(n+2) = -5{X(n+1) + 6X(n)} …… (3) (2)より、数列{X(n+1) + 5X(n)}は、初項X(1) + 5X(0) = 6, 公比-6の等比数列である。 その一般項は、X(n+1) + 5X(n) = 6・(-6)^(n-1) …… (4) (3)より、数列{X(n+1) + 6X(n)}は、初項X(1) + 6X(0) = 7, 公比-5の等比数列である。 その一般項は、X(n+1) + 6X(n) = 7・(-5)^(n-1) …… (5) (5)-(4)より、 X(n) = 7・(-5)^(n-1) - 6・(-6)^(n-1)