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『高塏の地を卜し』の意味は
『岩間氏頃ろ高塏の地を卜し、其の別荘を経営せんとし、書を予に請ふ。』 上記意味を教えてください。 これは徳富蘇峰の『支那漫遊記』の『扇芳亭』という節からの文章です。
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岩間氏はこの頃のこと、高くてさわやかな土地を選び定めて、その別荘を建てようとしており、その扁額の揮毫を頼まれた。 この執筆の時代と今日との語彙の意味合いの隔たりには、まさに隔絶の感があります。 ・「頃ろ」…ころろ、もしくはちかごろろ。接尾語「ろ」は「名詞または形容詞連体形に付いて親愛の情を表わし、また語調を整えるのに用いる」(「国語大辞典」小学館) 例) ・「扇芳亭や、初め微に、中ろ盛に…」(この箇所の前文) ・「伊藤侯が頃ろ政黨改造の意見を發表して、」(鳥谷部春汀「明治人物月旦(抄)」) http://www.aozora.gr.jp/cards/001161/files/43624_29542.html ・「高塏の地」…「塏」のみでも「高くてさわやかな土地。爽塏(ソウカイ)」(「漢和大字典」学研) ・「卜す」…「(2)判断する、また、さだめる。「居を卜する」」(「国語大辞典」小学館) ・「経営」…「(1)なわを張り、土台をすえて建物をつくること」(「国語大辞典」小学館) ・「書」…扁額の揮毫
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回答No.1
kegebousiさん、こんにちは。 「高塏の地を卜し」 わかりにくいのはここだけでしょうね。直訳(?)すると 「高く乾いた土地を占って選んだ」 くらいの意味です。これで通じるのでは?
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
詳しく説明してくれてありがとうございます。