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カイゼルについて

今『支那漫遊記』を読んでいます。第134節にカイゼルを言及しました。 作者は中国青島の砲台を見ました。ドイツが中国での租借地に木をたくさん植え、成果をあげたことを見て、作者は日本がドイツの青島経営を学ぶべきだと言いました。 それで、下記の文章が出てきました。 「吾人は達磨が梁武帝に対して、無功徳と喝破したるに反し、カイゼルに対しては、其の功徳を感謝せざる可らざる也」 前半がわかりますが、カイゼルはローマの皇帝ではないのですか。ドイツと関係がありますか。 どうして感謝すべきなの。 それとも、ローマのカイゼルではなく、私は読み間違えたでしょうか。 教えてください。

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  • ithi
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回答No.3

kegebousi さん、こんばんわ。 カイゼル(カイザー)というのはとりもなおさずドイツ皇帝です。ちなみにロシア皇帝のことをツァーというのと区別して表記しているのです。 しかし、語源はどちらもラテン語のシーザーという人の名前です。ただドイツ語読み、ロシア語読みというだけです。 ちなみに西ローマ皇帝は神聖ローマ帝国皇帝だったのですが、ナポレオン戦争時代に帝国が消滅し、新しくオーストリア皇帝が立ちました。しかし、1871年にプロイセン王がドイツ皇帝となり、神聖ローマ皇帝を継承しました。これでドイツは第2帝政時代に入ります。ちなみにロシア皇帝は東ローマ皇帝を継承したことになっています。しかし、継承といっても実質的な支配権は伴わない称号や名前だけのことです。 詳しくはこのURLを参照してください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E7%9A%87%E5%B8%9D

その他の回答 (3)

  • TANUHACHI
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回答No.4

 こんばんは。「カイゼル」はドイツ語の“Kaiser”つまり「皇帝」を意味する男性名詞の単語です。この「カイゼル」が日本語では形容詞的な意味を持ち「カイゼル髭」などとしても使われます。  口ひげは通常、鼻の下から口の両脇になだらかなカーブを描きます。このカイゼル髭は、それとは逆に口元から鼻の側に両サイドをピンと跳ね上げる形です。こうした形は偉そうに見えることを意識したと言われてもいます。  一方の「ローマの皇帝」は「人名としてのカエサル(ラテン語)」のことであり、英語の「シーザー」フランス語の「セザール」スペイン語ならば「セサル」ポルトガル語の「セザル」イタリア語の「チェーザレ」、そして先記のドイツ語「カイゼル」、ロシア語の「ツァーリ」の語源となっています。  ですから文脈としては「ドイツの皇帝(もしくは「西欧列強国の一つとしてのドイツ」)に対し、感謝してもしきれない」ほどの文意になるでしょうね。

kegebousi
質問者

お礼

勉強になりました。ありがとうございます。

  • tanuki4u
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回答No.2

ローマの皇帝とは 「私をカエサルの如く扱え」 ということになります。 ※ 皇帝というのは日本語というか漢語の当て込みでしかない。 なので ロシア皇帝は カエサルのロシア語よみ ツァーリであり ドイツ皇帝は カエサルのドイツ語よみ カイゼル となります。

kegebousi
質問者

お礼

何となくわかった気がします。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

ドイツの皇帝なら「カイゼル」で問題なし.

kegebousi
質問者

お礼

ありがとうございます。