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論理学 「どちらでもない」を含む演繹について
「好き・嫌い」のような程度を表す言葉には、その中間「どちらでもない」、すなわち「好きではないが、嫌いでもない」が存在しますよね。 例えば、 「一郎は花子のことが好きである。」の否定は「一郎は花子のことが嫌いである。」だけではなく、「一郎は花子のことが好きでも嫌いでもない。」も含みます。 つまり、「一郎は花子のことが好きでも嫌いでもない、または嫌いである。」が否定になりますよね。 ここで質問があります。 次のA,Bが成り立っているとする。 A、一郎は花子のことが好きではない。 B、花子のことが嫌いならば、花子にラブレターを出さない。 このとき、次の事柄1が正しく演繹できるか説明せよ。 1、一郎は花子にラブレターを出さない。 私としては、Aの「好きではない」は「好き」の否定であるから、Aは「一郎は花子のことが好きでも嫌いでもない、または嫌いである。」という意味として捉え、これだけは「一郎は花子のことが好きでも嫌いでもない」場合があるから、1は演繹できないと思うのですが、これで正解なのでしょうか。 ご説明よろしくお願いいたします。
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- bokeyu
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例題の場合、質問さんのような意見を見越して{ここでは「好きでない=嫌い」とする。}といったような補足をつけないと、推論の正誤を問う問題としてはまずいですね。
- unko789unko
- ベストアンサー率12% (3/25)
そもそも分解の定義が間違っている。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
本来は、「好き」と「嫌い」は連続的に変化しており、それを 「好き」「嫌い」「どちらでもない」の3つに分けるのは作為的です。 現実には、連続的な変化の、あるレベルで「ラブレターを出す」と すれば、出さないならば“それほど好きではない”という事です。 哲学はおうおうにして、自分で新たな定義を作り出して、内発的 に問題を複雑にしているケースがあります。
- moto_koukousei
- ベストアンサー率54% (331/606)
次のA,Bが成り立っているとする。 A、一郎は花子のことが好きではない。 B、花子のことが嫌いならば、花子にラブレターを出さない。 Bは次のことを否定していない。 B1、花子のことが好きでも嫌いでもならば、花子にラブレターを出さない。 B2、花子のことが好きならば、花子にラブレターを出さない。 B3、どんな場合にも、花子にラブレターを出さない。 次の結論をだす上では、 1、一郎は花子にラブレターを出さない。 次の条件はなんら意味を持っていない。(推論する上で役立つ命題でない) A、一郎は花子のことが好きではない。