- ベストアンサー
支那人についての質問
支那人が徹底した利己主義で個人主義なのはなぜですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
歴史的に官僚に対する不信感がDNAに刻み込まれているからです。中国は紀元前から中央集権の官僚国家だったのです。しかし王朝が200年ほど続くと皇帝の統制が緩み、高級官僚の腐敗・堕落の極みとなり、国家予算並みの私財を不正蓄財するぐらい人民が収奪され、その不満が爆発して農民反乱が起きて王朝が倒れる。腐った官僚に収奪されるぐらいなら、少しはまともな異民族の王朝に支配された方が良い。官僚が腐敗・堕落すると勝手に税目を増やしたり税率を上げたりします。徴収した税を国庫に納めずに自分の懐に入れる。中国4000年の歴史は、そんなことの繰り返しだったのです。 無学無教養で文字を持たない農民は、いつも騙され、残酷な収奪を受けてきた。官僚の世界も足の引っ張り合い、騙しあい、裏切りあいのどろどろの世界です。表向きは皇帝に忠誠を誓っているかのように見えても、いつ敵に寝返ってしまうか分からない。結局どの階層でも他人を信用しない文化が生まれました。 農民は兵役を義務付けられ、はるか辺境の万里の長城の防衛に単身赴任させられた。しかし兵役が終わると、もう元の土地は他人のものにされている。馬鹿正直に国家に忠誠を誓うと、逆にすっからかんになって何もかも失ってしまう。そうして匪賊・馬賊の仲間に加わり盗賊集団に転落してしまう。盗賊集団の襲撃が怖くて、村は自警団を雇う。自警団に加わる元兵士も当然ながらいたわけです。自警団のふりをして裏で盗賊集団に通じているスパイもいる。 中国の歴史は、そんなものです。徹底して国・他人を信用しない文化が根付いてしまったのです。
お礼
ありがとうございます。