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支那について
支那という言葉はなぜ差別語なのですか? 自分でも調べてみたのですがよくわかりません…。 秦という国名が西方に伝わり、それがなまったものが支那であり、それがchinaとなっていると思うなですがこれではなぜ差別語なのかわかりません。また支那が差別語ならchinaも同じだと思うのですが…。
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日本が中国を支那と呼んでいた背景に問題があります。 日清戦争で日本が中国を占領下に置いていた時の呼び名が「支那」なのです(それ以前から呼んではいたけれど)。 言葉自体に直接の差別意味はありません。 第二次世界大戦で日本が負けた時にこの呼称を公的に使う事は禁止されました(外務省の通達)。 正確には「差別語だから」ではなく「日本が負けたから」使うなという事のようです。 支配していた頃の名前で呼ばれるのが嫌だ、という事でしょう。 これを戦勝国の権利とするなら、故に未だに中国を支那と呼ぶのは「別に中国に負けた訳ではない」という主張になってしまいます。 差別、というには少々微妙な問題の様ですね。
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差別用語っていうか、「使うべきでない言葉」と捕らえています。 以下例えです。あくまで例えですから気になさらないように。 質問者さんは小学生時代、たいへん足が遅くクラスメイトから「グズ」とあだ名をつけられからかわれていました。 質問者さんはそれをたいへん気にしており、中学以降努力に努力を重ね、大学卒業時にはなんと日本代表としてオリンピック代表に選ばれることになりました。 では問題です。 そんな時、たまたま再開した小学校時代の同級生に「グス」と呼ばれたら質問者さんはいい気しますか? 同級生が「昔は本当にグスだったんだからグスでも問題ないだろ」とかいったらそれで納得できるんですか? 普通の人なら「やめてくれ!」って言うと思うんですよ。 それと同じことです。 由来はともかく、「中国の人たちがイヤ」といっているのだから使わないですおくのが普通の感覚です。
- googoozzz
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出典 ウィキペディア(Wikipedia)です。 <差別用語とされた背景> 第二次世界大戦の日本の敗戦後は戦勝国中華民国政府からの呼称をめぐる圧力がかかり、1946年に日本の外務省の通達により日本の公務員、公的な出版物に「支那」呼称は禁止となるが、その理由は明らかにされていない。そしてその代わりに「中国」の呼称が一般化されるようになる。近年は差別用語としての「支那」というように主に日本のマスコミが報じているが、他の差別用語と決定的に違う点は「政治的圧力により差別用語と指定された」ことであり、いわば官製、あるいはイデオロギーにより差別用語に認定されたことである。その後引き続き大陸の政権をとった中国共産党が支那とは「末端」「支店」などというマイナスイメージがあるという理由で、日本が支那と漢字で表記するのは許されないとしていたが、近年は「シナ」と片仮名表記では使用を認めるという立場を表明した。