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地中熱の利用
今、世界では地中熱の利用が多くなっていますが、海底の地盤からもってくる海上での地中熱の利用は可能とされるでしょうか? 水圧などもあると思うのですが、不可能でしょうか。
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どの程度の規模で利用するかによりますが、大規模に開発する場合、井戸を掘って熱水を取り出すことになります。あるいは地中の熱源に注水して熱水を発生させるかです。 で、この結果として地震が起きる危険があることが指摘されています。直接の因果関係は確認されていませんが、事例は多く報告されています。 http://shima3.fc2web.com/sekou9701damzisin.htm と言うことで、火山地帯だし、あまり大規模に開発するのは考え物だと思っています。
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現状では技術も不足で、もし技術開発が進んで実験的・特殊目的に使えるようになっても、商用利用は先にはなりますが、不可能ではありません。個人的には実用化されると思います。 熱を直接運ぶことは、技術が進んでも難しいでしょう。それなら、海底の熱源直上に地熱発電所を建設することが考えられます。電気であれば、遠距離へ送電が可能です。 地熱の高熱を、それより遥かに低温で冷却力の強いの海水への熱の流れを使う熱機関ですので、効率を高くすることは容易となるでしょう。 その技術自体は、建設を含めて見通しがあるわけではありません。仮に、それが可能になったとしても、係蹄での排熱による生態系への影響は、海流なども含めて充分に調査し、評価しなければなりません。 それでも、不可能とする理由は見当たりません。そういうものが、いずれ実用化されるのは、過去の歴史通りと思われます。
- f272
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熱源と利用する場所の距離が大きくなれば利用価値はどんどん減っていきます。 海底から海上までの距離を考えると,海底下の地盤の熱を利用するのはまだまだ遠い先の話でしょう。
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
不可能かと言えば、採算的には不可能です。 海底火山近くから持って来るのに海の中です、パイプは海の水で冷却されるので、海上まで温度を安定した状態で持って来るのにコストが掛かります(例えば真空熱遮断のパイプとか)、また海水で腐食しやすい上に海底火山の硫黄で強酸性の海水を扱うわけですから、かなりのコストが掛かると言わざるを得ません。その位なら、波状発電(波の上下運動で発電)や潮流発電(潮の流れで発電)まあ鳴門海峡でやってますが。その方が安定した大きな電力を得ることが出来ます。 海の水圧は無理でしょう、確かに海底では水圧は高いですが、圧力の変動が無ければ、駅などで使われている、歩行による圧力の発電は成り立ちません、又は同じ圧力でヒートポンプがありますが海中では圧力が高くても冷却され温度は上がらないので無意味です。 ただ水圧というなら、水力発電等の落下による水圧で発電するのは、現状で昔から使われている訳で、特に今更と言う感じですし、原子力や、火力による水の熱膨張を利用して水圧でタービンを回すのも同様です。
お礼
みなさん回答ありがとうございます。 お礼をまとめてしまってすみません。 みなさんの回答を参考にさせていただきます。