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風呂ボイラーの排気熱を利用したい
私は昨年末住宅の建て直しをしました。エコ住宅を目指していて、昨冬は地中熱の利用で3日ほど温風ヒーターを利用した程度で済ませました。地域は岡山県です。真冬の外気温は-3度程度で、室内は12度でした。この12度は、我慢は出来ますが「チョット寒いなー」と言いたくなります。そこで、風呂用ガスボイラーを室外に設置しているので、韓国のオンドルのようにその排気ガスの熱を利用したいのです。排気ガスそのものを床下に導入する訳にいきませんから、排気の煙突の外側に空気層を作って、温められた空気をファンで床下に循環したいのです。 排気熱を利用できるような煙突は無いでしょうか?
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- CAW
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そうですね、グローバルな認識による、省エネルギーですね。 まず、個人の家用の地熱利用というのは日本ではまだほとんど 使われていません。欧米ではそれなりにあるようです。使っておられる 地中熱交換用のポリエチレンパイプはスイス製です。あちらでは 個人の家庭用に、ヒートポンプを組み合わせたシステムがかなり使われている ようです。それで業者さんはそれを提案したのでしょう。ヒートポンプを 使わない場合、放熱部分(ここではラジエター)の能力と地中の 熱交換器とのバランスで採熱熱量が決まりますので放熱部分の 能力のアップも検討するべきです。 いずれにしても日本では、まだ意識が低いこととなどもあって お望みの熱交換器は標準品として販売されていることは、無いようです。 逆に一般家庭でも導入できそうなものを提案できたらそれなりの ビジネスチャンスになりそうに思えます。
- CAW
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ふたたび >>地中熱利用で12℃ですかすばらしいですね。どんなシステムか興味があります。 >地中熱の件、庭に垂直に100メートル直径14センチくらいの穴を掘り、ポリパイプ4条を総延長400メートルとして埋め、車のラジエターを床下に設置、水中ポンプで地中とラジエターの間を循環しています。 ですか、H県M市のM環境施設の施工ですね。つい先日までそことつばぜり合いを やるのが仕事だったので思わず聞いてしまいました。 ただ先月末で退職しまして、最早無関係です。単純に技術的興味で聞いてしまいました。 まあそんなもので、熱交換に関しては知っているほうという立場の 意見として聞いていただければうれしいです。省エネルギーシステムとしては 初期投資と、ランニングコストと、設備の寿命を含めた、システムの ライフコストで評価するものではあります。
お礼
済みません、お答え頂いておきながら少々反論を・・・。「エコロジー・地球に優しく」との考えは、お金を考えていてはやってられません。企業が利潤の為に「エコ・エコ」と叫ぶのとは違って、限りある地球の資源を子の代・孫の代に残してやろうと考え、若いときに出来なかった事をリタイヤの歳になってしている事です。今までの蓄えで出来れば良いかなと・・、あっちの世界にお金を持っていける訳で無し。そんな事で既製品の熱交換器(煙突の)を探しています。排熱を水に熱交換する既製品はあるのですが・・
補足
度々のお答え感謝します。地熱の工事はご指摘の業者ですが、業者の言う通りに施工している訳ではありません。業者側(殆ど)の考えは、ヒートポンプを推奨し、機械で利潤を追求しています。私はそれが許せないので、堀方とパイプ埋設のみ依頼し、設備は自分仕様でやっています。私は今は母の在宅介護でリタイヤしていますが、一昨年まではエンジニアリング事業を経営していて、技術的な事は理解できています。
- CAW
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地中熱利用で12℃ですかすばらしいですね。どんなシステムか興味があります。 それはさておきご質問の件ですが、床下を循環する空気と ボイラーの排気との熱交換ということになろうかと思います。 一般的には手に入れにくいのではないかと思うのですが、 煙突屋さんにこんなもの作れないかと相談されるのがよろしいかと。 考えられる構造として、同軸構造:煙突をある程度伸ばして その中にもうひとつパイプを通してその中に暖めたい空気を流す。 もうひとつは、何枚も金属板を隙間を開けて平行に並べて、隙間に交互に 排気と、暖めたい空気を流すというものです。 同軸構造のほうは構造的には比較的簡単で煙突やさんでも作りやすそうですが 熱交換面積が少ないので効率が悪い。平行板の場合は、熱交換効率は高いけど 交互に空気を流すための端面の加工、処理が複雑になり 作りにくくなります。 どちらにも共通に言える問題点は排気の腐食性です。NOXやSOXを含むと 水分も結露しますので容易に、硝酸や硫酸を生成します。その結果として 熱交換面の腐食がかなりのものではと思います。少なくとも ステンレスは必須でしょう。
お礼
早速のお答え有り難うございました。真冬の夜、風呂を焚いているとき、煙突から出る熱気が「もったいないなー」と感じて・・。秋までに何とかしたいなと思っているところです。
補足
地中熱の件、庭に垂直に100メートル直径14センチくらいの穴を掘り、ポリパイプ4条を総延長400メートルとして埋め、車のラジエターを床下に設置、水中ポンプで地中とラジエターの間を循環しています。 さて、煙突の件、言われる構造は考え済みですが、既製品が有ればと思い探しているところです。今エコエコと言っている時代ですので、メーカーも考えているのでは?と思った次第です。
お礼
度々のご記入、有り難うございます。CAWさんしか回答してくれないようなのでぼつぼつ締め切ろうかと思います。インターネットで検索してもコジェネの様な大型の物しかヒットしません。 地熱の件、掘削機もパイプもドイツ製でした。ヨーロッパはエコが進んでいるようですね。日本人もそろそろ「金さえ出せば何でも買える」という考えを変えなければね。地球の質量は変わらないのですから、私たちの世代が使い切って良い訳ないし。メーカーや会社の人には節約されると困るでしょうが・・
補足
ボイラーの排(廃)熱利用製品は、(株)アルファーの「エコノマイザー」と言う廃熱で供給水を暖めるという物が有りましたが、一般家庭では風呂ボイラーを常時運転していないので、廃熱→温水→空気の加熱とした場合、熱効率が悪すぎると思いまして廃熱→空気の加熱としたいのです。(ボイラーの煙道を長くし過ぎると燃焼効率等に影響が出そうですし・・)冬と夏の排気の煙突の通路の切り替えも要るし、なかなか難しい点が有りそうで・・