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数学

数学の過去問 京都府立医科大の過去問で、 一つの球面上に3つ以上が一点で交わらないn個の大円をかくとき、 これらによってこの球面全体は何個の部分に分けられるか。 ただし、大円とは球面とその中心を通る平面との交点である。 という問題があるんですが、 どこから手を付けたらいいのかまったくわかりません。 解法、解答の流れ等教えていただけたら幸いです。

みんなの回答

  • tksmsysh
  • ベストアンサー率77% (27/35)
回答No.1

「1つ大円を追加することで,領域がいくつ増えるか?」について考えます. 領域の増分に注目することで,漸化式の発想が生まれます. 【解答】 n個の大円で球面を分割してできる領域の数をA_nとする. 3つ以上が1点で交わらないので,n個の大円があるときに(n+1)個目の大円を追加すると,今までのn個の大円と2点で交わる. 新たにできた交点により,(n+1)個目の大円は2n個の弧に分割される. それぞれの弧が今まであった領域を2つに分割するので,領域は2n個増える. したがって, A_1 = 2 A_(n+1) = A_n + 2n よって,n≧2のとき, A_n = A_1 + Σ[k=2~n-1]2k = 2 + n(n-1) = n^2 - n + 2 これはn=1でも成り立つ.よって, A_n = n^2 - n + 2 …(答)

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