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中学生の幾何の証明問題です。
中学数学図形の証明問題です。△ABCの内部に任意の点Pをとり、各頂点と線分で結びます。ただし、辺BCを最小の辺とします。このとき、AB+AC>AP+BP+CPとなることを証明せよ。という問題で悩んでいます。 問題は、点Pが三角形の内部の「任意の点」ということで、心やフェルマー点とは限らないことです。もし結論が、AB+BC+AC>AP+BP+CPならば以下のように証明できます。 △CABと△PABの関係に着目して、AC+BC>AP+BP。同様に、△PACでは、AB+BC>AP+CP。PACでは、AB+AC>BP+CPが成立します。各不等式の辺、辺を足して整理すると、AB+BC+AC>AP+BP+CPが成り立つことが証明できます。しかし、問題では左辺はAB+ACとなっていて、BCの処理ができません。恐らく、「最小の辺をBCにする」というところが引っ掛かって来るのだろうと思います。 三角形の内部の点がフェルマー点であれば、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1162666096で回答されているように証明が可能だと思うのですが、任意の点ではこの方法は使えません。 中学生でも証明できる方法を探しています。 どなたかご教授いただけないでしょうか。
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- muturajcp
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#1の方の 「線分MCと線分NBの交点をQとすると、Pは四角形AMQNの内点である」 部分が成立しない場合もあるのでその部分を飛ばして 直接「PがAM,ANを2辺とする平行四辺形Xに含まれる」 ことを示した方がよいと思います。 ∠A=∠BAC ∠B=∠ABC ∠C=∠ACB 辺BCを最小の辺とすると |AB|≧|BC| |AC|≧|BC| ∠A≦∠C ∠A≦∠B Pは△ABCの内部の点だから max(|AB|,|BC|)>|BP| max(|AC|,|BC|)>|CP| |AB|>|BP| |AC|>|CP| だから 辺AB上に点Mを取って、 |BM|=|BP| ∠BMP=∠BPM となるようにできる。 辺AC上に点Nを取って、 |CN|=|CP| ∠CNP=∠CPN となるようにできる。 180°-2∠BMP=∠MBP≦∠B 2∠BMP≧180°-∠B=∠A+∠C ∠BMP≧(∠A+∠C)/2≧∠A 180°-∠AMP=∠BMP≧∠A ∠AMP+∠A≦180° 180°-2∠CNP=∠NCP≦∠C 2∠CNP≧180°-∠C=∠A+∠B ∠CNP≧(∠A+∠B)/2≧∠A 180°-∠ANP=∠CNP≧∠A ∠ANP+∠A≦180° だから 線分AMと線分ANを2辺とする 平行四辺形Xを作ると、 四角形AMPNはこの平行四辺形Xに含まれる PはXに含まれるから AP=sAM+tAN,0<s≦1,0<t≦1 となるs,tがあるから |AP|=|sAM+tAN|<|AM|+|AN| ∴ |AP|+|PB|+|PC|<|AM|+|AN|+|BP|+|CP|=|AB|+|AC|
- stomachman
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きちんとはやってないんですが。 BCが最短の辺のとき、辺AB上に点Mを取って、△MBPが∠MBPを頂角とする二等辺三角形になるようにでき、また、辺AC上に点Nを取って、△NCPが∠NCPを頂角とする二等辺三角形になるようにできる(んじゃないかな?) 線分MCと線分NBの交点をQとすると、Pは四角形AMQNの内点である(んじゃないかな?) 線分AMと線分ANを2辺とする平行四辺形Xを作ると、四角形AMQNはこの平行四辺形Xに含まれる(んじゃないかな?) Xの任意の内点Rは AR < AM+AN を満たす(んじゃないかな?) すると、 AP < AM+AN なので AP+PB+PC < AM+AN+PB+PC = AB+AC となる(んじゃないかな?)