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状態方程式 pV = nRT(1+BpT)

大学院の問題に次のような状態方程式がでてきたのですが・・ pV = nRT (1+BpT) Bは正の定数 Rは気体定数 これはどのような気体(モデル)に対する状態方程式なのでしょうか。 物理学に詳しい方、ご回答いただければありがたいです。

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  • ベストアンサー
  • siegmund
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回答No.1

理想気体の状態方程式は (1) pV = nRT ですが,現実の気体は多かれ少なかれ理想気体とは異なります. その効果を逐次補正的に入れようというのが質問の状態方程式 (2) pV = nRT (1+BpT) で,ビリアル展開と呼ばれています. でも,なんだか変です. 右辺( )内の第2項は B_p p (B_p は B に下付 p)ではないでしょうか(つまり,B_p と p の積). B_p は温度 T と気体の種類によって決まりますので B_p(T) と書くこともあります. 普通は (3) pV = nRT (1+B_p p) と書かれます. T に比例する補正を入れてはいけないのか(あるいは補正を T に比例するように書き直せないのか)? それはまずいです. 理想気体からのずれは温度が低いほど,圧力が高いほど,顕著になりますから 温度で補正を入れるなら補正項は 1/T に比例するようにしないといけません. ビリアル展開,ファンデルワールスの状態方程式,などで調べてみて下さい.

yosi724
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 実在気体を近似的に表す状態方程式ということですね。 調べてみたいと思います。

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